こんにちは、リビングボイスの加藤です。
戸建ての階段は、住宅の危険エリアの一つにあげられます。
特に子どもや高齢者にとっては、足を滑らせて落下したり、踏み外してしまって足をくじいたりと、大きな事故につながる可能性がある箇所です。
住宅の安全確認のためにも、階段のチェックポイント3つをご紹介していきます。
戸建て階段のチェックポイント①寸法
戸建ての階段のチェックポイントは「寸法」で、建築法では以下のように定められています。
幅:階段の横幅で75cm以上
踏み面:足で踏む部分の奥行で15cm以上
蹴上げ:1段分の高さで23cm以下
規定通りのこの数値は思いのほか急な階段になってしまうので、昇降しづらく感じる方もいるかもしれません。
子どもや高齢者が安心して昇降するためには、「踏み面」と「蹴上げ」の余裕が必要でしょう。
参考までに、一番規定が厳しい小学校の児童用階段の規定は以下の通りです。
幅:1.4m以上
踏み面:26cm以上
蹴上げ:16cm以下
一般住宅と比べると踏み面が11cmも長く、蹴上げは7cmも低く設定されていますね。
小学校の規制は最も厳しいので、一概に比較できるものではありませんが、安全に対する参考値にはなるでしょう。
戸建て階段のチェックポイント②形状
戸建て階段のチェックには「形状」があり、その形は住宅によって異なりますが、注目ポイントは「踊り場」です。
踊り場は、階段の途中にある方向転換する平らな部分をさし、落下したときに勢いを和らげる役割も担います。
踊り場がなく直線的だと、足を滑らせたときに階段の下まで一気に転がり落ちる可能性が高いです。
踊り場があっても、踊り場に段差を設けていれば、落下のときに十分な役割を発揮できません。
形状をよく考慮して、万が一に備えて安全確認をしましょう。
戸建て階段のチェックポイント③手すりと滑り止め
戸建ての階段は「手すり」と「滑り止め」をチェックしましょう。
手すりがあれば子どもや高齢者であっても、安心して昇降できます。
取り付け位置が利用する人に適した高さかどうかを確認してくださいね。
手すりの端部分は袖口が引っ掛かりやすい場所なので、端の始末が壁向きになっているのがおすすめです。
踏み面の滑り止めも昇降の安全に役立つので、踏み面の溝の有無や形状の確認もポイントになります。
手すりと滑り止めは後付けもできるので、家族に子どもや高齢者がいる家庭は、状況に合わせて検討してみましょう。
まとめ
戸建ての安全確認は、安心して暮らすための大切な作業です。
子どもや高齢者が利用しやすいデザインは、誰もが使いやすい場合が多々あります。
家族皆が快適に暮らせる家に住みたいですね。
私たちリビングボイスでは、ファミリー向けの戸建て物件を豊富に取り揃えております。
戸建て物件を購入しようとお考えの際はぜひ、当社までお気軽にお問い合わせください。
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