神奈川県の平塚市に、平塚市民病院があります。
現在整備事業が完了しており、新しい病院として生まれ変わりました。
そんな平塚市民病院について紹介していきます。
平塚市民病院の整備事業
平塚市民病院では、2011年から改築や新築が進められていました。
これは2006年の耐震診断の結果によって、整備が必要と指摘されたからです。
整備の結果、既存棟の改修や南棟の建て替えが行われ、それが平成31年3月に完了しました。
これによって、病院内の各施設の防災対応が強化されました。
また、病院としての機能も向上し、より質の高い医療を提供できる環境が整えられたのです。
具体的な整備事業の内容としては、新館の建設や本館の改修工事に加えて、バスロータリーや緑地帯の工事も行われました。
さらに、小児周産期センターや救命救急センターの機能向上も実現しました。
院内は、室内表示に大きな文字や分かりやすいデザインが採用され、視認性が向上しています。
採光や眺望などにもこだわり、病室の快適さも向上しました。
さらに、色彩計画やインテリアなどの工夫も行われ、癒しの環境づくりが進められました。
建物は免震構造が採用されたことで、高い防災能力を有しています。
防災に関連して、災害医療拠点病院として機能するような建築計画が考えられたのです。
たとえ、大きな地震が起きたとしても病院としての機能が維持できるように設計が工夫されました。
このようにして、平塚市民病院は平塚市民のための病院として機能を高める整備に成功したのです。
整備された平塚市民病院とは
平塚市民病院は総合病院であり、さまざまな役割を果たし、平塚市に住む人達への医療に大きく貢献しています。
救急指定病院であり、救急隊に搬送された入院の必要な患者への医療を担当しています。
また、第二種感染症指定医療機関であり、特殊対応が必要な感染症の患者の治療を行えます。
さらに、がん診療連携指定病院に選ばれており、質の高いがん医療を提供できます。
高度な医療が必要とされる場合には、こちらの病院が案内されるでしょう。
まとめ
平塚市に住む人にとって、市民病院は健康な生活を保証してくれる存在です。
そこで、市は整備事業を進めることにより、病院の機能を高め、防災対応も整えました。
そのため、今後はますます安全で質の高い医療を、提供してくれる存在となるでしょう。
大きな病気や怪我をしたときには、とても頼りになる存在であり、今後お世話になるときには安心できるでしょう。
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