こんにちは、リビングボイスの安達です。
マイホームの間取りを考えるときに、子ども部屋をどうするか、悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
「子どもが小さくても子ども部屋は必要なのか」、また「いつから子ども部屋が必要になるのか」など、色々な疑問が出てきてしまうことも多いですよね。
そこんで今回は、子ども部屋のメリットやデメリットについてご紹介していきます。
子ども部屋が必要になる年齢についてもご説明しますので、お子さんがいらっしゃる方はぜひ参考にしてくださいね。
まず、子ども部屋があることのメリットについてみていきましょう。
<子どもの自立心を育てることができる>
子ども部屋があることの大きなメリットは、子どもの自立心を育てることができることです。
子どもは自分の部屋があると、モノを片付けることの必要性が自然と身につきます。
たとえば、遊んでいたおもちゃを出しっぱなしにしていたら、次にお絵かきや別の遊びをしたいときに場所がなく、邪魔になってしまいますよね。
出しっぱなしのおもちゃを踏んでしまって、痛い思いをすることもあるでしょう。
そんな経験から、子どもは「おもちゃで遊んだら片付けなければいけない」ということを学ぶようになります。
子ども部屋を持つことで、片付けや整理整頓の大切さを学ばせることができるということですね。
小さな頃からこのような習慣が身についていると、大きくなってからも自然と片付けができるようになるのもメリットです。
少し成長すると、自分の部屋を「自分好みにしたい」と思うようになり、自分で考えて部屋を居心地のよい空間にするようになるともいわれています。
子ども部屋があることで、子どもが「自分のことは自分でする」という自立心を育てることができるのです。
<リビングルームの整理がしやすい>
また、子どものおもちゃや洋服などをすべて子ども部屋に収納することができ、リビングがスッキリするのもメリットです。
子ども部屋がないと、リビングルームが子どものおもちゃやグッズなどで溢れかえってしまうことも考えられますよね。
子ども部屋があれば、リビングルームにそれらを置く必要がないため、ゆったりくつろげる空間を作ることが可能です。
<子どものプライバシーを保護できる>
いくら子どもとはいえ、プライバシーを尊重してあげることは親の務めでもあります。
子ども部屋があることにより、子どもに一人で過ごせる空間を与えることができることもメリットです。
お友だちが遊びに来たときも、子ども部屋があれば、親の目を気にせずに部屋で楽しく遊んでもらえるでしょう。
とくに思春期になると、プライバシーを求める子どもが多くなり、ひとりになれる部屋があることで、ストレス解消できたり、リラックスできたりするようになります。
自分の時間を大切にできることは、子どもにとって大きなメリットですね。
次に、子ども部屋のデメリットについてもチェックしておきましょう。
メリットが多いことはわかりましたが、デメリットについて知っておくことも大切です。
<子どもが一人で何をしているか分からない>
子ども部屋を持つことの大きなデメリットは、子どもが部屋で何をしているのか把握しにくいということです。
小学校低学年から高校生までのお子さんを持つほとんどの親御さんが、このことをデメリットと感じており、子ども部屋をつくることに躊躇していることが多いようです。
「子どもが部屋に閉じこもってしまうのではないか」と心配する声もあります。
また、子ども部屋があると、子どもがきちんと宿題や勉強をやっているのかがわかりにくかったり、そもそも自分で整理整頓することが苦手な子だったら、「気付いたらお部屋が散らかっている」なんてことも考えられます。
子ども部屋には、子どものおもちゃなどがたくさんあるため、誘惑が多く「勉強に集中できないのではないか」という不安の声も多いです。
ちなみに、リビングで勉強したほうが、適度な緊張感があり、生活音のなかで勉強すると集中力がつくという声もあるようですね。
しかし、勉強に集中しなければならない年齢になると、しっかりと集中できる部屋が必要になることが多いです。
子どもの性格や成長にあわせて、勉強の効率がアップする最適な環境を考慮したうえで、子ども部屋を検討するとよいでしょう。
<子ども部屋の需要は少ない?>
日本では、子ども部屋の需要が少なくなりつつあります。
とくに小学生は、テレビがあり、家族がいるリビングで過ごす時間が長く、子ども部屋があっても寝る時間以外は使用していないことが多いためです。
リビングで宿題や勉強をしたほうが、勉強がはかどるという子どもも多く、小学生のうちは子ども部屋がなくてもいいと考えるご家庭が増えています。
小学生のうちは、子ども部屋で一人の時間を過ごすのは寂しいと感じる子どもが多く、家族と一緒に過ごしたいという気持ちが強いようですね。
しかし、小学校高学年くらいになると、自分だけの時間が欲しいと思うようになるため、子ども部屋が必要になることも多いようです。
また、小学校高学年から中学生くらいの年頃になると、思春期や反抗期を迎える子どもが増えてきますよね。
心も体も大きく変化してくる年頃であるため、今までは平気だったことが「恥ずかしい」と感じたり、ちょっとしたことで怒ったりすることもあるでしょう。
この時期は、親も子どもとの接し方で、なにかと悩むことが多いですよね。
思春期の子どもは、心と体の変化に対して敏感になるため、自分ひとりだけの時間が欲しいと思う気持ちが強くなります。
また、気持ちの問題だけではなく、中学生くらいになると、勉強や宿題の量も小学生の時と比べてかなり増えてくるため、しっかり勉強に集中できる自分の部屋が必要になるのです。
今まではリビングで勉強していた子も、小学校高学年ごろになると「自分の部屋を使いたい」と思うようになる傾向にあるようです。
<小学校高学年以降の子どもには必要?>
このように、小学校高学年から中学生の年齢になると、子ども部屋が必要になるケースが多いようです。
その年齢になるまでには、子ども部屋を確保できるスペースを準備しておくと安心です。
子ども部屋を持っている中学生のほとんどは、子ども部屋があって良かったと感じているようですが、その理由としては、
・ひとりになれる場所がある
・親の目を気にせず好きなことができる
・友だちを部屋に呼びやすい
・自分の荷物をまとめて置いておくことができる
・散らかしっぱなしにしておける
といったものがあります。
中学生になると男女問わず子ども部屋で過ごす時間が長くなり、夜もひとりで寝るようになるため、子ども部屋を持つことのメリットが大きくなります。
とくに女の子は、小学校高学年くらいから友だちを自分の部屋に呼んだり、自分らしいインテリアの部屋にしたりすることを楽しみはじめます。
かわいいインテリアにした自分だけの部屋に友だちを呼んで、親に内緒の話をしたいという気持ちが強くなるようです。
そのため、女の子の場合は、小学校高学年ごろから子ども部屋をつくることを考えてあげるとよいでしょう。
<部屋に閉じこもることを防ぐ>
とはいったものの、思春期の子に子ども部屋をつくる場合は、部屋に引きこもってしまうことを防ぐ工夫も重要です。
子ども部屋にテレビを設置すると、部屋に閉じこもりがちになる傾向にあり、勉強にも集中できなくなってしまうおそれも。
家族との時間を大切にしたいのであれば、子ども部屋にはテレビを置かないようにするとよいかもしれません。
また、子どもを孤立させないようにするのもポイントです。
リビングを通過してからでないといけない部屋にするなど、間取りを工夫しましょう。
子ども部屋に行くまでにリビングを通ることで家族との会話も自然に増えますし、おすすめですよ。
子ども部屋があると、子どもにとっても親にとってもさまざまなメリットがあります。
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