住む場所を探す際、気になることの一つに、その土地の交通事情があると思います。
今回は、神奈川県秦野市でのマイホーム購入を検討されている方に向けて、秦野市の電車やバスなどの交通事情についてご紹介します。
秦野市の交通のなかで、まずは電車についてご紹介します。
秦野市を通る電車は、小田急小田原線のみとなっております。
路線数が少ないと、不便なイメージがあると思いますが、決してそんなことはありません。
では、秦野市の電車の交通アクセスがオンとオフどちらにも便利な理由を、これから説明していきたいと思います。
秦野市内には鶴巻温泉駅・東海大学前駅・秦野駅・渋沢駅の4つの駅が置かれていますが、その中の秦野駅には特急・快速急行・急行の3つが停車します。
つまり、この秦野駅が秦野市内では「交通の要所となる場所」と考えてよいでしょう。
秦野駅以外の3つの駅にも、快速急行と急行の2つが停車しますので、比較的どの駅も便利に使うことができますね。
実際に、秦野駅から新宿駅までは1時間10分程、途中の町田駅までは、その半分の30分程で到着します。
このくらいの通勤時間ならば、秦野市から町田や新宿方面へ通勤・通学するのは、便利だといえます。
実際に都心へ通勤をするサラリーマンも多く住んでいるようで、朝のラッシュ時の電車は、秦野駅あたりから徐々に混雑が始まります。
都心から離れたところで余裕を持って電車に乗り、読書をするなどして通勤時間を充実させるというのも、満員電車のストレスから解放されて良いのではないかと思います。
また、箱根や伊豆の玄関口、観光スポットでもある小田原駅へは、20分程でアクセスすることができます。
休日のレジャーに、小田原駅から登山鉄道に乗り換えて箱根に足を運ぶのも良いですね。
さらに、小田原駅には新幹線も停まるので、名古屋や大阪方面へのアクセスもしやすいです。
新幹線に気軽に乗れるとなると、旅の選択肢がグッと広がりますよね。
続いては、秦野市の乗合タクシーや乗合自動車についてご紹介します。
乗合タクシーや乗合自動車とは何か、ご存知ない方も多いのではないでしょうか?
秦野市では、電車の駅や路線バスの利用がしにくい地域の方に向けて、交通の不便さを解消するため、乗合タクシーと乗合自動車を運行しています。
他の地域にはなかなか見られない、ユニークな交通手段ですよね。
秦野市の乗合タクシー、乗合自動車には2つの運行形態があります。
1つは、路線バスのように決まっている運行ダイヤで、その停車場所に従って運行する路線固定型です。
もう1つは、事前に予約をすることで、指定された区域を運行するデマンド型です。
路線固定型には、コミュニティタクシーと呼ばれるものと、通称「行け行けぼくらのかみちゃん号」という上地区乗合自動車の、2つがあります。
コミュニティタクシー、上地区乗合自動車はそれぞれ、13人が定員のワゴン型の車両です。
コミュニティタクシーは渋沢駅から秦野赤十字病院、渋沢駅周辺を巡回するルートと、東海大学前駅南口を始点とし、おおね台付近を巡回し、また東海大学前駅南口に戻ってくる2つのルートで運行しています。
これらの2つのルートがつくられた背景としては、他の交通手段が利用しづらい場所であるにも関わらず、住民の利用頻度が高いということが挙げられます。
運賃は200円からで、利用区間によって異なり、お得な回数券も発売しています。
上地区乗合自動車は、湯の沢線、みくるべ線、柳川・八沢線の3つの路線があり、運賃も乗合タクシーと同様に200円~300円まで、利用区間によって異なっています。
この上地区乗合自動車は、小・中学生が通学に利用することもあるので、通学用の運行ダイヤもあります。
そして小・中学生用の定期乗車券も販売されており、通学のように頻繁に利用するならば通常よりもかなりお得になるそうです。
では、次にデマンド型の運行形態である、乗合タクシーについてのご紹介です。
デマンド型という言葉自体あまり聞きなれないと思いますが、デマンドとは「要望」という意味で、利用者の要望に合わせて区域間を自由に時間やルートを変更しながら運行するタクシーです。
こちらの車両は、通常のタクシーと同様の定員4人のセダン型です。
渋沢駅エリアと栃窪・渋沢エリアの中に16カ所乗降場所が決められており、そこで乗り降りします。
このデマンド型乗合タクシーは原則として、事前に利用者登録が必要となり、利用したいときに電話で予約をするという仕組みです。
運賃は一律で350円ですので、通常のタクシーを利用するよりも大変お安く済むでしょう。
まるで、バスとタクシーを組み合わせたような仕組みですね。
住民の生活を快適にするために始まった、これらの交通は、今では秦野市民の生活になくてはならないものになっています。
最後は、高速バスについてのご紹介です。
秦野市の南部にある、東名高速道路秦野中井インターチェンジには、高速バスストップが設置されています。
秦野市では、街の活力に繋がる広域交通は様々な施策を展開しており、力を入れている施策の一つが、この高速バスです。
高速道路を利用し、目的地まで最短経路で行けること、大きい荷物があっても気にならず、座って移動できることなど、高速バスには電車にはない利点があります。
秦野市はそれらに着目し、高速バスは価値ある広域交通と位置付けて路線の充実や利用環境の向上に力を入れているのです。
では、秦野中井インターチェンジにある東名秦野バスストップからは、どのような場所へ行くことができるのでしょうか?
日中など通常の時間帯に運行する高速バスは、のぼり方面では新宿駅・羽田空港・横浜駅・東京駅の4カ所へ運行しています。
新宿駅へは1時間に1、2本のハイペースで運行し、羽田空港へも1日に8本も運行しています。
空港へ行くときは大きな荷物を抱えていることも多いですので、高速バスで座って行くことができるというのは、大変ありがたいと思います。
飛行機での出張が多いお仕事の方などは、とても助かりますね。
一方くだり方面では、静岡駅や御殿場駅、箱根など、静岡方面へ運行しています。
こちらは、お休みの日の旅行に大活躍しそうです。
高速バスを利用すると一気に旅先まで行くことができ、道中の疲れが最小限で済むので、その分旅先で思いっきりエンジョイできますよ。
また、秦野東名バスストップからは、夜行高速バスも運行しています。
こちらは、名古屋方面・大阪方面・鳥取方面・岡山方面と、実に多方向へバスが出ています。
夜行高速バスのいいところは、眠っている間に移動ができるところ。
例えば仕事終わりなどにも利用することができ、バスで仮眠をとり、朝起きたら目的地へ到着しています。
朝早くに目的地に到着するので、現地での滞在時間を長く楽しむことができますね。
新宿駅のバスタなどからは、こうした高速バスがたくさん出ていることが知られていますが、わざわざそこまでいかなくても自宅の近くのバスストップから高速バスが利用でき、日本各地へ行けるというのはとても便利ですよね。
神奈川県秦野市の交通事情について、電車編と乗合タクシー・乗合自動車編とそして高速バスストップの3つに分けてご紹介しました。
秦野市は、市民の生活が便利になるようにと、交通に関する様々な施策を考えてくれています。
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