こんにちは、リビングボイスの實方です。
建売住宅を購入する際、「不動産の購入は手続きが複雑で難しい」と感じる方も少なくありません。
しかし、購入時の流れを把握しておけば不安が解消され、安心して購入に進むことができます。
この記事では、建売住宅を購入する際の流れをご紹介します。
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弊社へのお問い合わせはこちら建売住宅を購入する流れ①契約前
不動産を購入する際には売買契約が必要ですが、売買契約の前にもさまざまな準備が欠かせません。
不動産の売買契約を結ぶまでの流れをご紹介します。
購入の申し込み
内覧などを通じて購入する建売住宅が決まったら、購入の申し込みをおこないます。
価格などの購入希望条件を記載した購入申し込み書に署名・捺印して売り手へ提出し、購入の意思を伝えましょう。
申し込みの時点では法的拘束力がなく、契約に至らなかった場合は違約金など無く取り消すこともできます。
しかし、申し込みは物件を購入することが前提なので、良く検討したうえで申し込みをしましょう。
契約条件の調整
申し込みと同時に、契約日や売買価格、手付金の金額をはじめとした契約条件の調整をおこないます。
申し込みの際に不動産仲介業者に物件を探してもらった場合は、仲介業者を通じて交渉をするのが一般的です。
住宅ローンの事前審査提出
住宅ローンを利用する場合は、金融機関(銀行)の事前審査を行います。
源泉徴収票や身分証明書が必要になります。
主に不動産会社が買い手に代わって書類を金融機関に提出しますが、自身での手続きも可能です。
手付金の準備
売買契約の際には、買い手が売り手に手付金を支払う必要があります。
現金で支払う場合は現金の準備を、振り込みの場合には振り込み元の口座に資金の準備をしておきましょう。
手付金の額は両者の話し合いによって決定されますが、販売額の5%~10%になることが一般的です。
なお、手付金は購入代金に充当されます。
建売住宅を購入する流れ②売買契約
売買契約は、建売住宅を購入する過程での主要なイベントです。
ここでは、売買契約時の手続きをご紹介します。
重要事項説明を受ける
契約書への署名・捺印の前に、まずは不動産会社から重要事項説明を受けます。
重要事項説明とは、購入する物件に関する重要な事項について書面で説明を受けることです。
説明を受けた後、書面に記名と押印をおこないます。
売買契約の前におこなうことが義務付けられていますが、売買契約の直前でも構わないため、スケジュールなどを考慮して同日に実施するケースが一般的です。
使用する印鑑は認印でも問題ありませんが、場合によっては実印を指定されるケースもあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
売買契約の締結
重要事項説明が済んだら、売買契約に関する説明を受け、契約書に署名と捺印をおこないます。
契約書には重要な内容が記載されているため、しっかりと理解し、納得した上で記名と押印をおこないましょう。
不明点があれば繰り返し質問し、内容を理解することが重要です。
この売買契約の締結と同時に、手付金を支払います。
手付金を振り込みで支払う場合は、契約時点で振り込まれていることが確認できるよう前もって振り込みを済ませておくケースが一般的です。
売り手(ハウスメーカー等)によって支払い方の決まりがあります。
住宅ローンの本申し込み(本審査)
住宅ローンを利用する場合は、住宅ローンの申し込みに必要な準備を進めます。
金融機関によって必要書類が異なる場合もあるため、指定された書類を確認した上で準備しましょう。
書類の準備が完了したら、書類を持参して金融機関に申し込みます。
金融機関によっては、インターネットで申し込みをして必要書類は郵送するケースもあります。
また、不動産会社が買い手に代わって書類を金融機関に提出するケースもあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
建売住宅を購入する流れ③契約後
売買契約を締結した後も、入居までに買い手がおこなうべき手続きがいくつかあります。
ここでは、契約後の手続きの流れをご紹介します。
日程調整をする
住宅の引き渡し日は売買契約の時点で決めるのが一般的ですが、契約後の段階でもう一度確認することをおすすめします。
建築工事が遅れているなどの理由により、契約後に再度日程を調整しなおすケースも少なくありません。
また、この段階で立ち会い検査の日程も確認しておくと良いでしょう。
立ち会い検査は、建売住宅が契約通りに完成しているかどうかを引き渡し前に確認する重要な機会です。
補修箇所が見つかった場合に備えて、立ち会い検査の日と引き渡し日の間はできるたけゆとりを持たせたスケジュールにすることをおすすめします。
司法書士に必要書類を送付する
購入した建売住宅に関する登記手続きは、司法書士に依頼するのが一般的です。
どのような書類が必要かは売買契約時に不動産会社から説明があるケースが多いため、用意したうえで送付しましょう。
立ち会い検査と引き渡し
建売住宅の引き渡しの前に、立ち会い検査を実施して物件の最終確認をおこないます。
立ち会い検査で確認すべき点は、施工品質に問題はないかと、契約したとおりの建物になっているかどうかの2点です。
気になった点があれば指摘し、補修されたことを確認してから引き渡しへ進みましょう。
立ち会い検査と補修が完了したら、引き渡しをおこないます。
引き渡しでは、残代金を支払い、登記手続きに必要な書類へ署名と捺印をします。
引き渡しの際にも多くの書類が必要になるため、見落としがないように準備しておきましょう。
なお、引き渡しの時点では登記上の名義は変更されておらず、司法書士の登記手続きが完了した時点で名義が変更されます。
まとめ
建売住宅を購入する際には様々な手続きが必要ですが、契約前から契約後までの流れを把握しておけば安心して契約ができます。
人生で最大の買い物だからこそ、気になる点があれば遠慮なく質問し、納得した上で契約をおこないましょう。
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