中学校や高校はもちろん、大学も自宅の近くにあると、通学に便利でしょう。
相模原市南区には、数多くの学部を有する北里大学相模原キャンパスがあります。
そこで今回は、相模原市南区にある北里大学相模原キャンパスはどのような大学なのか、概要や学部、特徴などをご紹介します。
相模原市南区にお住まいをご検討中のファミリーは、ぜひご参考になさってください。
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相模原市南区に相模原キャンパスがある北里大学の概要とは
北里大学は、9学部8研究科3病院2附属校1附置研究所を有する「生命科学の総合大学」です。
医学だけではなく農学や海洋学、工学などのさまざまな分野が結集しており、学部を横断した学びを得られることが大きな特徴です。
まず、北里大学の概要を確認してみましょう。
相模原市南区にある北里大学の概要①建学の精神
相模原市南区にある北里大学は、1962年に北里研究所創立50周年を記念して創設された大学です。
学祖は北里柴三郎博士であり、博士の教えである「開拓」「報恩」「叡智と実践」「不撓不屈」を建学の精神としています。
また、北里柴三郎博士は、研究の成果を社会に貢献する「実学の精神」を大切にしていました。
北里大学はこれらの学統を尊重し、建学の精神のもとで教育や研究を推進・発展させ、実学の精神で社会に貢献することを目指しています。
相模原市南区にある北里大学の概要②学びの4本柱
北里大学は、大学を中核に、北里大学保健衛生専門学院や北里大学看護専門学校を有しています。
これらの教育・学術研究機関が目指すのは、実学の精神に基づいて生命科学分野の叡智を集積し、社会に還元することです。
その実現のために設定されているのが、学びの4本柱です。
学びの4本柱には、「チーム医療教育プログラム」や「感染制御の教育・研究」など、時代のニーズに応じた内容が含まれています。
相模原市南区にある北里大学の概要③沿革
北里大学は1962年に誕生しました。
この年に学校法人北里学園が設立され、北里大学衛生学部が開設されました。
そのあと、1964年に薬学部、1966年に畜産学部、1968年に衛生学部と教養部、1970年に医学部と、次々に学部が増設されます。
平成時代には、大学院獣医畜産学研究科博士課程の設置をはじめ、改組や改称が多く実施されました。
近年では、2023年に未来工学部、2024年に健康科学部が開設され、時代のニーズに応じた変化が続いています。
相模原市南区にある北里大学の概要④相模原キャンパスのアクセス
相模原市南区の北里大学相模原キャンパスには、医学部や看護学部、理学部など多くの学部や研究科があります。
最寄り駅の相模大野駅は急行停車駅で、新宿駅から小田急線の急行で約40分です。
相模大野駅からは、北里大学病院行きや北里大学行きのバスに乗り、約25分でキャンパスに到着します。
●所在地:神奈川県相模原市南区北里1-15-1
●アクセス方法:小田急線「相模大野駅」北口よりバスで25分ほど
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相模原市南区の北里大学相模原キャンパスにある学部とは
概要でも述べたとおり、北里大学は多くの学部や研究科などを有する大学です。
相模原キャンパスはとくに学部が多く、医学部・海洋生命科学部・看護学部・理学部・医療衛生学部・未来工学部・一般教育部があります。
それぞれの学部に特徴があるので、いくつかの学部と学科をご紹介しましょう。
相模原キャンパスの学部①医学部
医学部では、医師として必要な知識や技術、態度などを学びます。
学科には医学科があり、6年間の一貫教育と、独自のカリキュラムである器官系別総合教育がおこなわれていることが大きな特徴です。
器官系別総合教育とは、人体を臓器別に分けて学ぶカリキュラムで、疾患を総合的に捉え、診断から治療までを系統的に分析し、対処する能力を育成します。
また、病院体験や当直、農医連携教育などの実習もおこなわれています。
相模原キャンパスの学部②海洋生命科学部
海洋生命科学部は、生命科学の視点から海洋生物を研究し、その資源を有効かつ持続的に活用することを目的とした学部です。
海洋生命科学科では、日本技術者教育認定機構(JABEE)の認定を受けた教育プログラムにより、国際的基準を満たした教育を受けることができます。
また、附属施設である三陸臨海教育研究センターでは、三陸海域の生態系や海洋環境、海洋生物の生産や有効利用などについて学ぶことができます。
相模原キャンパスの学部③看護学部
看護学部の目指すところは、日々進化する医療に対応し、活躍できる看護師を育成することです。
看護学科では、豊かな人間性と教養、リーダーシップを発揮する力など、看護のスペシャリストに必要な総合的な能力を育みます。
また、通常のカリキュラムにくわえて、保健師や助産師、養護教諭一種の教育課程を選択履修できるため、将来の選択肢の幅を広げることができます。
相模原キャンパスの学部④理学部
理学部は、自然界のさまざまな現象を探求し、解明する能力を養う学部です。
学科は3つに分かれており、物理学科、化学科、生物科学科です。
物理学科では、自然現象の解明を目指し、化学科では生命倫理を理解したうえで、新たな化学物質の創製を目指します。
生物科学科では、高次の生命現象を分子レベルで解明することを目指し、分子生物学、幹細胞学、細胞生物学、免疫学の4つの講座を学びます。
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相模原市南区にある北里大学相模原キャンパスの特徴とは
相模原市南区の北里大学相模原キャンパスは、相模原台地の一角にあり、37万㎡の広大な敷地面積を誇る学校です。
北里大学病院が隣接しており、教育や研究の施設が整備されていて、学生更生施設も充実しています。
そんな相模原キャンパスの特徴のうち、とくにチェックしておきたいポイントを3つご紹介します。
北里大学相模原キャンパスの特徴①臨床教育研究棟
北里大学相模原キャンパスには、2017年9月に臨床教育研究棟(IPE棟)が竣工しました。
この研究棟は、医療系4学部や医療系大学院の臨床実習の拠点となるとともに、臨床教育および研究のさらなる充実と発展を目的としています。
北里大学病院に隣接しており、横断的な交流が活発におこなわれるよう設計されている点も大きな特徴です。
この研究棟を通じて、臨床と教育の連携はさらに深化することが期待されます。
北里大学相模原キャンパスの特徴②一般教育科目の履修
北里大学は相模原キャンパスのほか、大学発祥の地である東京の白金キャンパスや青森の十和田キャンパスなど、多くのキャンパスを有しています。
ただし、一般教育部の一般教育科目を履修できるのは、基本的に相模原キャンパスです。
これは創立以来一貫しておこなわれており、健康科学部を除く学部の1年生は、相模原キャンパスで一般教育科目を学びます。
一般教育科目には、文化、社会、健康、外国語など多彩な科目があり、専門課程の基礎知識を身につけるだけでなく、人間性や感性の育成にも寄与します。
他学部の学生たちと共にこれらの科目を受講することは、貴重な学びの機会となるでしょう。
北里大学相模原キャンパスの特徴③技術者教育プログラム
日本技術者教育認定機構(JABEE)の認定を受けた教育プログラムを修了すると、修習技術者の資格が授与され、高度な知識や技術があると評価されます。
北里大学では、先述した海洋生命科学部と獣医学部生物環境科学科のカリキュラムが認定を受けています。
近年では、多面的で国際的な視点を持つ技術者が求められているため、この資格を取得することは将来有利に働く可能性があるでしょう。
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まとめ
北里大学は、9つの学部や8つの研究科などを有する大きな大学です。
相模原キャンパスには多くの学部があり、病院や研究棟などの設備も充実しているので、さまざまな学びを得られるでしょう。
進学を希望するお子さんがいる方や、概要などを確認して気になった方は、ぜひ相模原市南区を新居の候補地としてご検討ください。
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