こんにちは、リビングボイスの小椋です。
早いもので、熊本地震から一年以上が経過しました。
東日本大震災や熊本地震の経験から、近年では個人レベルで防災について考えていらっしゃる方も多いことと思います。
今回のテーマである秦野市には、秦野断層、渋沢断層という断層が市域を走っています。
そんな秦野市では、防災への取り組みをどのように行っているのでしょうか。
また、ご家庭でも出来る対策についても考えてみたいと思います。
秦野市の防災への取り組み
防災備蓄倉庫
秦野市では、各地域に複数の防災備蓄倉庫を備えています。
本町地区では本町小備蓄倉庫、本町中備蓄倉庫、末広小備蓄倉庫など三つの備蓄倉庫が、南地区には南小備蓄倉庫をはじめとする5つの備蓄倉庫が設置されています。
倉庫内には地域の防災活動に必要な機材(発電機・灯光器・チェーンソー等)や、避難所として必要な生活必需品(食料・毛布・飲料水等)を備蓄し、災害時に市民が利用できる体制を整えています。
安全な街づくり
熊本地震の際には多くの木造住宅やブロック塀が倒壊し、その下敷きになり被害に遭われた方が多くいらっしゃいました。
そのため、秦野市では木造住宅の耐震化を促進する目的で、木造住宅の耐震診断、補強工事などに対する費用の補助を実施しています。
平成29年度からは木造住宅の耐震改修工事費用の補助限度額を50万円から75万円まで増額しています。
また、亀裂が入り安全性に欠けるブロック塀から、危険が少ないフェンスや生垣などに転換するための費用も補助しています。
秦野市では、防災面だけでなく身近な犯罪を抑止する「犯罪のない安全・安心まちづくり推進条例」を平成17年4月より施行しています。
誰もが安心・安全に暮らせる取り組みを推進する秦野市なら、永住のための住まいを探すのに適していると思いませんか?
家庭でできる取り組み
防災は行政の取り組み頼りではいけません。
各家庭でも、もしもの時のために普段から対策を行っておくことが必要でしょう。
家具の転倒防止
大地震が発生すると、転倒した家具や割れたガラスが怪我の大きな要因となります。
背の高い家具は、転倒防止の「L字型耐震金具」や「家具転倒防止つっぱり棒」等で壁や天井に固定しましょう。
ガラスには「ガラス飛散防止シート」を貼り付けます。
上記の防災グッズは、お近くのホームセンターなどで手に入ります。
また、寝室にはなるべく家具を置かないようにしたり、部屋の出入り口付近や階段に物を置かないことで、災害時の避難経路を確保することが出来ます。
避難場所や避難経路を確認しておこう
秦野市では、避難所の一覧を含む防災マップをHPに掲載しています。
災害時家族が別の場所にいても、避難する場所を決めておけば安否の確認が取りやすくなります。
非常用持ち出し袋には何が必要か
非常用持ち出し袋は普段から手に取りやすい場所に用意していらっしゃるでしょうか。
まだ用意していないという方は、早めに準備を整えましょう。
一般的な非常用持ち出し袋の中身は次のようになります。
【飲料水・非常食・懐中電灯・ラジオ・着替え・雨合羽・軍手・トイレットペーパー・ポリ袋・現金を含む貴重品等。】
上記に、赤ちゃんがいるご家庭では粉ミルクや哺乳瓶、紙おむつが必要になるでしょう。
持病がある高齢者のいるご家庭では、普段から飲んでいる薬なども用意します。
持ち出す物が多すぎると非難の妨げになりますので、本当に必要な物が何かを家族で話し合い、最適な非常用持ち出し袋を用意しておくことが大切です。
おわりに
秦野市の防災への取り組みや、各家庭でできる対策についてご紹介しました。
個人レベルでの日頃の備えが、家族の大切な命を守ります。
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