こんにちは、リビングボイスの實方です。
歩き始めたばかりのこどもは、好奇心がとっても旺盛ですね。
キッチンの包丁が入った引き出しを開けたり、お風呂場に行って残り湯がある湯船を覗いてみたり…。
目を離すと何を始めるのか分からず、ヒヤヒヤした経験がある親御さんは少なくないでしょう。
家の中には、親の目線では気が付かない危険な場所が多数存在しています。
今回は、一戸建ての中でこどもがケガをしたり、事故に合わないための安全対策をご紹介します。
こどもを危険から守る一戸建てのチェックポイント
・窓
頭が重いこどもは、つま先立ちで窓から外を覗いても転落する可能性があります。
そのため床からの高さがこどもの背位の腰高窓は、開かない様に常にロックしておく事を心掛けましょう。
また、こどもが登れる位置にある出窓も、格好の遊び場になるため危険な場所です。
転落防止の手すりを付けたり、換気用の窓は別の窓にするなど対策を行いましょう。
・ベランダ
一戸建てのベランダの手すりは、建築基準法の施行令第126条により、高さを1.1m以上にする事が記されています。
ただ、1.1m程度では、踏み台があれば小さなこどもでも簡単に乗り越えられる高さです。
ベランダには、植木鉢やイスなど踏み台となるようなものは置かない様にしましょう。
エアコンの室外機も踏み台となる可能性があるため、登れない様に柵などで囲う対策を取るご家庭もあります。
・浴室
乳幼児は、水深5cmであっても溺れてしまう可能性があります。
親が目を離したすきに浴室に入り、残り湯がある浴槽に転落して溺れてしまう事故が頻発しています。
浴室には入れないようにすることも重要ですが、残り湯を残さない様、入浴後は栓を抜いておく方が安全です。
・キッチン
キッチンには包丁やガスコンロ、洗剤など、こどもの事故につながる物がたくさんあります。
危険な物はこどもの手が届かないところに置く、引き出しには鍵をかけて自由に開けられない様にするなどの対策をとりましょう。
キッチンの入り口には、子どもが開閉できない様にロックできるゲートを設けてしまうのが安心です。
・ドア
あるアンケートでは、お子さんの3人に1人がドアで指を挟んでケガをした経験があり、中には骨折したケースもあったそう。
近くに子どもがいる事に気づかずドアを開けたら、蝶番側の隙間で指を挟んだ、というケースが多くなっています。
ケガをしないよう隙間をふさぐ既製品を購入するか、自作でカバーを取り付けるなどの対策が必要です。
・階段
階段での転落事故を防止するためには、キッチンと同様ゲートを設けてしまい、一人で階段の上り下りができない様にしておきましょう。
まとめ
子どもは「危ないからダメ!」と言っても、逆に好奇心を刺激されてやってしまうという事があります。
多少は「ケガをして学ぶ」というのも成長のうちではありますが、大きな事故につながらないよう親御さんは危険を予測し、先回りして対策をしておきましょう。
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