こんにちは、リビングボイスの加藤です。
新築マンションよりも、中古マンションのほうが資金計画の立て方が難しいってご存知でしたか?
なぜなら、中古マンションは新築に必要のない諸費用が上乗せされたり、築年数が経ってる物件になればリフォーム費用を計算に入れておく必要があるからです。
今回は、中古マンションの資金計画の立て方をご紹介します。
中古マンション購入にかかる費用は?
中古マンション購入に必要な資金には、以下のようなものがあります。
・手付金(物件価格の10%程度、もしくは100万円ほどが一般的)
・登記費用
・住宅ローン諸費用(事務手数料・保証料等)
・税金(印紙代・不動産取得税・固定資産税等)
・仲介手数料(物件価格の3%+6万円。新築マンションの場合は不要です)
・各種保険料(火災保険・地震保険等)
・引っ越し代金
・インテリア・家具購入費用
・リフォーム費用
リフォーム費用は、築10年ほどのマンションであれば100万円~200万円が必要となり、その費用は築年数によって異なります。
また、中古マンションを購入して住宅ローンを利用する場合、借入期間が新築より短く設定されるため、月々の返済の負担が重く感じられる場合もあります。
リフォーム費用もローンが組める?
リフォームを前提とした中古マンション購入の場合の資金計画の立て方に、気を付けたいポイントがあります。
それはローンの組み方です。
例えば、マンションの価格が3,000万円でリフォーム代金が300万円だった場合、「3,300万円でローンを組もう!」と考える方が多いでしょう。
少し前までは、住宅ローンにリフォーム代金を組み込むことができず、住宅ローンとは別にリフォームローンを組む必要がありました。
土地や建物を担保に入れない、無担保となるリフォームローンは金利が高めである事が多く、返済期間も10年以内と短い等、利用しにくいデメリットがありました。
しかし近年「中古購入+リフォーム」というマイホーム購入のスタイルが増えている事から、リフォーム工事費用と住宅購入費用をまとめて借りられる住宅ローンが登場しています。
その場合、中古住宅購入時にリフォーム工事の見積額を提示できることが条件となりますので、事前にしっかり段取りをする必要があります。
また、【フラット35】(リフォーム一体型)など、様々な基準を満せば一括で融資を受けられるローンもあります。
また、リフォームローンを借りてリフォーム工事費を支払うなら、工事の完成前にローンの融資実行が行われるかについても確認し、施工会社に支払うタイミングが合うかを確認しておく必要があります。
ローンを組む際にはどういったローンが利用できるのかご自身で調査するとともに、不動産会社の担当者にもしっかり確認しておきましょう。
自己資金をリフォーム費用にあてる方法も
住宅の購入費用とリフォーム費用、ローンを合わせて支払うのは月々の負担が重い・・・そう考える方は、マンション購入のために貯めた自己資金をリフォーム費用に回してはいかがでしょうか。
頭金無し、物件購入代金全額を住宅ローンで融資を受けることで、その後の支払い計画がわかりやすく、月々の負担も抑えられるでしょう。
おわりに
中古マンションの購入資金計画の立て方についてご紹介しました。
将来にわたり長く暮らすことになるマイホーム。
子どもの教育費が増大する高校・大学進学の頃までには、学資調達が可能なように返済の負担を軽くするなど、長期で資金計画を立てることが必要でしょう。
リビングボイスでは、藤沢市の中古マンションを多数ご紹介しています。
江の島駅から徒歩圏内のリフォーム済み物件や、専用庭がある物件など、予算や家族構成に合わせてご紹介いたします。
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