こんにちは、リビングボイスの菊地です。
一戸建ての購入を検討している子育て世帯の方のなかには、鯉のぼりを飾ることのできる庭がある一戸建てを購入したいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大きな鯉のぼりは立派で見栄えは良いものの、設置や片付けにはコツが必要なほか、注意点もあります。
この記事では鯉のぼりを設置する手順や、片付ける際の手順、注意点をご紹介します。
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庭に鯉のぼりのポールを立てる手順は、張り網が必要なタイプと、そうでないタイプによって異なるため注意が必要です。
それぞれのタイプ別に、手順とポールを立てる際のコツをご紹介します。
張り網が必要なタイプの手順
張り網が必要なタイプのポールを立てる際には、まずはパイル(杭)を庭の地面にしっかりと打ち込んで基部を作ります。
ポールの上部に矢車と滑車を固定し、引き揚げ用ロープを取り付けたら、ポールをパイルに被せます。
その後、ポールを順に伸ばし基部に固定します。
最後に、補助ロープを固定して完成です。
手順自体は難しくないものの、ポールは大きくて重いため、大人2~3人で作業することをおすすめします。
張り網が不要なタイプの手順
張り網が不要なタイプでは、まず、パイルをコンクリートで固めた基部に固定します。
その後、すべて伸ばしたポールを横に寝かせた状態で基部に取り付けたら、矢車と滑車、ロープを取り付けます。
最後に、ポールを立て、基部に改めて固定したら完成です。
伸ばしたポールを立てる際には、先述した張り網が必要なタイプと同様に安全のため、必ず大人2~3人以上で作業するようにしましょう。
ポールを立てる際のコツ
ポールを上手に立てるためには、基部作りがコツになります。
基部が傾くと、鯉のぼりの安定性が保てなくなってしまいます。
張り網が不要なタイプの場合、基部を作るのに使うセメントやコンクリートが一度固まってしまうと取り外すのが難しいため、傾かないように真っ直ぐ立てることがコツです。
また、張り網が必要なタイプの場合も同様に、真っ直ぐに立てられるよう、木槌などを使ってしっかりとパイルを打ち込んでおきましょう。
そして、鯉のぼりのポールを立てるときには、1mほどの脚立があると便利です。
立てたポールを伸ばすときはもちろんのこと、伸ばしたポールを立てるときにも役に立ちます。
ただし、脚立を使用すると足元が不安定になるため、転落などの事故が起きないように注意しましょう。
庭に鯉のぼりを揚げる際の注意点
鯉のぼりを揚げる際には、ポールの設置以外にもさまざまな注意点があります。
主な注意点をご紹介します。
順番に気を付ける
鯉のぼりを揚げる際には、順番を間違えないように注意しましょう。
ポールを立ててしまえば、鯉のぼりは紐を引くだけで揚げられるので、それほど難しい手順を踏む必要はありません。
そこで注意したいのが、鯉のぼりの順番です。
鯉のぼりは、最も高い位置に吹き流しがあり、その下に真鯉と呼ばれる黒い鯉、赤い鯉の緋鯉、そして青い子鯉が続きます。
揚げてから順序の間違いに気づくと手間になってしまうので、揚げる前に順序を確認しておきましょう。
雨の日の管理
鯉のぼりは雨に濡れると劣化が進んでしまうので、雨の日には降ろすのがおすすめです。
鯉のぼりの素材によっても異なるものの、濡れたままで放置しておくと色落ちや色移りの原因になってしまいます。
また、酸性雨などの影響で鯉のぼりに汚れが染みついてしまうリスクもあるので、雨の日には揚げないようにしましょう。
鯉のぼりをきれいに保つ方法として、ポールの近くに蓋付きの大きなポリバケツを置いておくのがおすすめです。
降ろした鯉のぼりをポリバケツにしまっておけば、雨に濡れる心配もなく、ポールから取り外す必要もありません。
もし鯉のぼりが雨に濡れてしまったら、重ねずになるべく早く乾かしましょう。
鯉のぼりを揚げておく期間
庭に鯉のぼりを揚げる際に、いつから揚げて良いのかや、いつまで揚げていて良いのかは悩むポイントではないでしょうか。
鯉のぼりを揚げるのは、少し早めがおすすめです。
可能であれば端午の節句の1か月ほど前から、遅くとも1週間前には揚げると良いでしょう。
片付けをする日はとくに決まりがありませんが、あまり長い間揚げていると梅雨が始まってしまう恐れがあります。
雨に濡れると鯉のぼりが劣化してしまうため、梅雨入りする前の5月中旬から下旬を目安に片付けるのがおすすめです。
ただし、地方によっては旧暦で端午の節句を祝う場合もあるため、地域の風習を確認しておくと良いでしょう。
また、子どもの成長を願い、鯉のぼりは子どもの年齢が5歳から10歳になるまでの間、揚げることをおすすめします。
庭の鯉のぼりを片付ける方法と注意点
庭の鯉のぼりを美しく保つためには、片付けとその後の管理が重要なポイントです。
翌年もきれいな鯉のぼりを庭に飾れるよう、鯉のぼりを片付ける方法と注意点について把握しておきましょう。
鯉のぼりが汚れたら
鯉のぼりのお手入れ方法は、汚れの程度によって異なります。
汚れが目立たない場合は、洋服などに使用するブラシを使って軽くほこりを払うだけで問題ありません。
汚れが軽微なときには無理に洗う必要がないため、固く絞った布で汚れを軽く拭き、陰干しして乾かしてからしまうだけでも良いでしょう。
汚れが目立つ場合は、手洗いによる部分洗いをおすすめします。
生地を傷めてしまうため、洗濯機で洗わないようにしてください。
近年の鯉のぼりは洗える素材のものが多いものの、手洗いする前には必ず素材と洗濯表示を確認し、水洗いができることを確認しましょう。
手洗いの際には、漂白剤の入っていない台所用中性洗剤をお風呂の浴槽などに少量入れ、優しくつけ置き洗いをします。
金箔が付いている鯉のぼりは金箔が落ちてしまうため、強くこすり洗いをしないようにしてください。
金箔が付いていない鯉のぼりでも、生地を傷めてしまわないよう、絞らずに水を切りましょう。
洗い終えたらすぐに陰干しし、しっかりと乾かしたうえで片付けます。
ポールと基盤の片付け
ポールも鯉のぼりと同様、しっかりと乾かしたうえで片付けをしましょう。
ポールは素材を確認したうえで拭き掃除をするのがおすすめです。
金具部分は乾いた布で拭き、汚れを落とします。
ブリキの部分はさびやすいため、さび防止用の油を染み込ませた布で全体を拭くのがおすすめです。
基盤の片付け方はメーカーによっても異なりますが、地上に出ている部分を外して蓋をするのが一般的です。
片付け方は取扱説明書に明記されているはずなので、説明書の記載を参考に片付けることをおすすめします。
ポールを片付ける際に忘れてはいけないのが、矢車や滑車に油をさしておくことです。
油をさすのを忘れると、サビが発生し回転しなくなってしまう恐れがあります。
湿気の少ない場所に保管する
鯉のぼりを保管する際には、よく干したうえで湿気の少ない場所に保管しましょう。
湿気の多い場所で保管すると、変色やシミの原因になるだけでなく、カビが発生する恐れもあります。
風通しが良く湿気の少ない場所に保管したうえで、乾燥材などを活用するとより効果的です。
まとめ
庭にきれいに鯉のぼりを立てるためには、ポールをきれいに立てる必要があるほか、雨が降った際には鯉のぼりを降ろすなどの管理にも注意する必要があります。
また、庭の鯉のぼりを美しく保つためには、片付けとその後の管理がとくに重要です。
この記事でご紹介した内容を参考に、マイホームの庭で立派な鯉のぼりをお楽しみください。
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