こんにちは、リビングボイスの村田です。
中古住宅を購入する際、できるだけ安く買うために、値引きをしてもらいたいと思うのは、買主にとって共通の気持ちでしょう。
とはいえ、どうすれば値引き交渉ができるのか、どんな特徴の中古住宅なら値引きしやすいのかなどをご存じない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、値引き交渉ができるのかどうかをはじめ、値引き交渉が成立しやすい中古住宅の特徴、値引き交渉の注意点をご紹介します。
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中古住宅の購入時には、値引き交渉がおこなわれるのが一般的です。
中古住宅は一般の個人や法人が売主であることが多く、進学や転職、介護などさまざまなライフイベント上の理由によりマイホームの売却をするケースが見られます。
このように、一定のスケジュールにあわせて売却を検討している場合は、値下げ交渉に応じてくれる可能性が高いと考えて良いでしょう。
しかし、売主の住宅ローン残高が多く残っている場合には、過度な値引きに応じてしまうと返済ができなくなってしまうため、応じてくれる可能性は低くなります。
したがって、中古住宅の値引きができるかどうかは、売主の状況に応じて変わってくるといえるでしょう。
値引きの相場
中古住宅がどの程度値引きされているかは、公益財団法人東日本不動産流通機構が発表する「築年数から見た首都圏の不動産流通市場」から推測できます。
2019年の築年数から見た首都圏の不動産流通市場によると、築20年までの中古住宅の売出価格と成約価格には、およそ10%の差があります。
売主が提示した希望価格より10%ほど安い価格で成約していることから、10%ほど値引きされるケースが多いと考えて良いでしょう。
ただし、販売開始されてから間もないと値引き幅が少ない場合が多く、値引きに応じてもらえても1~2%というケースが一般的です。
値引き交渉が成立しやすい中古住宅の特徴
前述のとおり、値引き交渉が成立するかどうかは売り出されている中古住宅の状況によって異なるため、すべての中古住宅で値引き交渉に応じてもらえるわけではありません。
しかし、値引き交渉が成立しやすい物件が存在するのも事実です。
値引き交渉が成立しやすい中古住宅の特徴をご紹介します。
築年数が経過している
一戸建てもマンションも、築年数が経過するごとに資産価値が低下していきます。
そのため、築年数が経過しているにも関わらず相場より高い価格が設定されている中古住宅は、値引き交渉が成立しやすいといえるでしょう。
築年数が経過している物件の値引き交渉をする際には、まずは築年数に対して妥当な価格になっているかどうかを確認することがおすすめです。
そのうえで具体的な金額を提示すると良いでしょう。
長期間買主が見つからない
長い間、買主が見つからない中古住宅は、売主が早く売却したいと考えるケースが多いため、値引き交渉が成立しやすくなります。
中古住宅を売り出す際には、値下げ交渉をされることを考慮して、希望価格よりやや高い金額を提示するケースが多く見られます。
なかには強気な価格を設定する売主もいますが、住宅が長い間売れないままだと、不動産会社から値引きを提案されるのが一般的です。
この段階になると、売主は現在の価格設定では売れないのではないかと考え、値引きもやむを得ないという心境になることがあります。
このように、長期間買主が見つかっていない中古住宅は売主の心境が変化しているため、値引き交渉に応じてもらえる可能性が高いといえるでしょう。
周辺相場より価格が高い
値引き交渉が成立しやすい中古住宅の特徴として、価格の高さが挙げられます。
価格が高い物件はなかなか買主が見つからないため、売れ残ってしまいそのままの状態になっているケースも少なくありません。
とくに、周辺相場と比較して価格が高い物件は、価格を決める際に値引き交渉部分を上乗せしている可能性が高いといえます。
周辺相場からかけ離れた価格で売り出されている中古住宅は、周辺にある同じような条件の物件の相場を根拠にして交渉すると良いでしょう。
すでに気になっている物件があり、周辺相場が知りたい場合は、国土交通省が提供している土地総合情報システムの「不動産取引価格情報検索」を使うのがおすすめです。
不動産取引価格情報検索を使えば、調べたい地域の取引価格をインターネットで手軽に調べられます。
中古住宅の値引き交渉をおこなう際の注意点
値引き交渉をおこなう際には、ただ値引きを要求すれば良いというものではありません。
中古住宅の値引きを成立させるためにも、注意点を把握しておきましょう。
売主との信頼関係を構築する
値引き交渉には、売主との信頼関係の構築が必要不可欠です。
自分の都合ばかり優先する買主に対しては、売主は値引きをしたくなくなるどころか取引自体をする気がなくなってしまうことがあります。
売主が気持ちよく値引き交渉に応じられるよう、誠実な態度を心掛けましょう。
信頼関係を構築するためには、本筋から外れた強引な値引き交渉をしてはいけないことも注意点として挙げられます。
売主が納得できないような大幅な額の値引きを要求することや、値引きを目的に物件の悪い点を探すことなどをしてしまうと、交渉が上手く進みません。
値引き交渉の際には、欠点を探すのではなく、長所を話しながら経済的な事情のため値引き交渉したいと持ち掛けるのがおすすめです。
中古住宅の売主の意向はさまざまで、金銭的な事情から値引きが難しいケースもあります。
売主の意向も尊重しつつ、ご自身の要求を叶えられるような値引き交渉を心掛けると良いでしょう。
住宅ローン控除の対象になるか確認する
購入しようと考えている物件が住宅ローン控除の対象になるかも、値引き交渉をおこなう前に確認しておきましょう。
住宅ローン控除とは、住宅ローンを利用して新築住宅や中古住宅を購入した場合、一定の条件を満たせば年末のローン残高に応じた金額が所得税額などから差し引かれる制度です。
中古住宅を購入した場合には、最長10年間の控除が適用されます。
住宅ローン控除が適用されれば大きな節税効果が期待できるため、住宅ローン控除の対象になるかどうかは忘れずに確認しておきましょう。
制度を利用するための条件には、住宅の面積や住宅を購入する方の合計所得金額などいくつかの項目があり、それらをすべて満たす必要があります。
もし購入しようと考えている物件が住宅ローン控除の対象外だった場合、それを理由に値引き交渉をおこなうことができるかもしれません。
まとめ
中古住宅は値引き交渉がおこなわれるのが一般的ですが、売主にも事情があり、必ず値引きに応じてもらえるわけではありません。
値引き交渉をする際には、お互いが気持ち良く取引できるよう、周辺の相場などの情報を調べたうえで誠実な態度で交渉に臨みましょう。
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