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こんにちは、リビングボイスの實方です。
ライフスタイルの変化などに伴い、マンションから一戸建てへの住み替えを検討するケースは少なくありません。
しかし、マンションから一戸建てへの住み替えは比較的よくおこなわれますが、後悔しないかどうか不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、マンションと一戸建てを比較したうえで、マンションから一戸建てへの住み替えのメリットや流れをご紹介します。
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マンションから一戸建てに住み替える前に要チェック!マンションと一戸建ての比較
マンションから一戸建てへの住み替えを検討する際、両者の違いを把握することが重要です。
それぞれにかかる費用など、さまざまな観点から両者を比較したうえで検討しましょう。
維持費
マンションと一戸建てを比較すると、維持費を抑えることができるのは一戸建てです。
例えば、3,000万円の物件に30年間住み続けた場合の維持費を比較すると、一戸建てのほうがマンションよりも約1,000万円ほど安くなります。
その理由として、マンションには管理費や修繕積立金など、一戸建てでは発生しない費用がかかることが挙げられます。
固定資産税
30年間の合計金額を比較すると、固定資産税が安いのは一戸建てのほうです。
ただし、新築住宅には固定資産税の減額措置があり、一戸建てとマンションでその期間が異なります。
一戸建ての場合、一定の要件を満たせば建物の固定資産税が3年間1/2になります。
一方、一定の要件を満たす3階建て以上の耐火建築物は、建物の固定資産税が1/2になる期間が5年間です。
したがって、新築の3階建て以上の新築マンションであれば、新築の一戸建てよりも2年間長く固定資産税の減額を受けられます。
耐用年数
耐用年数にはいくつか種類があり、その中で、建物の使用可能な期間を示すものは「物理的耐用年数」、建物に資産価値がある期間を示すものは「法定耐用年数」と呼ばれています。
法定耐用年数は建物の構造や用途に応じて国が定めており、多くのマンションは鉄骨鉄筋コンクリート造で47年、一戸建ては木造で22年とされています。
マンションのほうが一戸建てよりも法定耐用年数が長いため、数字だけを見ると長期にわたって住むことができると考えられますが、耐用年数を超えたからといって、すぐに住めなくなるわけではありません。
法定耐用年数は建物が資産価値を持つ期間を示すものであり、適切なメンテナンスをおこなえば法定耐用年数を超えても住み続けることができます。
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マンションから一戸建てに住み替えるメリット・デメリット
マンションから一戸建てへの住み替えには、メリットもデメリットも存在します。
住み替えを検討する際には、メリットとデメリットの両方を理解しておくと、後に後悔するような事態を避けられます。
メリット
マンションから一戸建てに住み替える主なメリットは、以下の3点です。
●間取りや土地の使い方の自由度が高くなる
●維持費が安くなる
●騒音トラブルのリスクが下がる
一戸建ては、マンションに比べて間取りの自由度が高く、とくに注文住宅では間取りや部屋のデザインを自由に選べます。
将来的に家族構成が変化しても、リフォームによって間取りの変更がしやすいのがメリットです。
土地の広さに応じて庭を造ることも可能で、ガーデニングなどの趣味のスペースや駐車場、お子さまの遊び場など、多岐にわたって活用できます。
また、一戸建てはマンションに比べ維持費が安いため、毎月の固定費も削減できます。
管理費や修繕積立金、駐車場代などの負担が不要となり、毎月において4,000円から5,000円程度節約できるケースもあります。
さらに、下の階や隣近所への騒音を気にする必要が少ないのも魅力です。
一戸建ては階下に住居がなく、隣の住宅ともある程度離れていることが一般的で、マンションに比べて騒音トラブルのリスクが減ります。
デメリット
一方、マンションから一戸建てへの住み替えには、以下のようなデメリットがあります。
●バリアフリーへの対応度が低い
●セキュリティの強化が必要
●交通の利便性が下がりやすい
マンションから一戸建てへの住み替えには、バリアフリーへの対応度が低下するというデメリットがあります。
マンションでは共用部分にエレベーターが備わっている一方、一戸建てでは階段の上り下りが必要になることや、玄関を出てから段差がある造りの場合も多くあります。
現在はバリアフリー設備が必要ないかもしれませんが、将来的にはご自身やご家族がバリアフリー設備を必要とする可能性も考えられます。
また、一戸建てはマンションほどセキュリティが十分とはいえないので、ご自身でセキュリティを強化する必要があります。
とくに1階部分は侵入経路が多いため、窓を強化ガラスにするか、人感センサーを設置するなどの対策が必要です。
さらに、マンションは駅の近くなどの利便性の高い場所に建てられることが多いため、一戸建てに住み替えると交通の利便性が低下する可能性が高まります。
一戸建ては通常、駅から離れた閑静な住宅地に建てられることが多く、場合によっては最寄りの駅まで歩くのが難しいケースがあります。
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マンションから一戸建てに住み替える際の流れ
住み替えの流れには、売り先行と買い先行があります。
マンションから一戸建てに住み替える際には、全体の流れを把握したうえで、売り先行と買い先行のどちらが向いているかを検討するのがおすすめです。
住み替えの流れと、売り先行に向いている方・買い先行に向いている方の特徴をご紹介します。
住み替えの流れ
マンションから一戸建てへの住み替えを検討する際には、まずは資金計画を立てましょう。
もしマンションの購入時に組んだ住宅ローンの残債がある場合、マンションを売却することはできません。
そのため、マンションを売却した売却金額で住宅ローンを完済できるかどうか、もしその完済が難しい場合は残額の資金調達ができるかどうかが重要です。
まずは不動産会社に査定を依頼し、マンションがどの程度の価格で売却可能かを確認しましょう。
その後、不動産会社と媒介契約を結び、マンションの売却手続きを進めます。
自宅を売却してから新しい住居を購入する「売り先行」が一般的ですが、どちらの方法が自身に合っているかを検討し、選択することが重要です。
売り先行
売り先行の場合、まずはマンションを売却し、その後一戸建ての売買契約を締結します。
マンションの売却による資金調達が可能なため、住宅ローンの残債がある方や資金に余裕がない方におすすめです。
また、マンションの売却価格に応じて一戸建ての購入予算が変動する場合も、売り先行を選んだほうが良いでしょう。
費用面においてはメリットが大きい売り先行ですが、マンションの売却から一戸建てへの入居までの間に仮住まいにかかる費用が発生する点がデメリットです。
資金計画を立てる際に、仮住まいにかかる費用も計算に加えておきましょう。
買い先行
住み替えにおいては売り先行が一般的ですが、買い先行を選ぶケースもあります。
マンションの住宅ローンを完済している方や資金に余裕がある方は、先に一戸建てを購入する買い先行でも問題ありません。
一方、マンションの住宅ローンが残っている場合は、ローンの二重払いのリスクがあるため、買い先行は避けたほうが良いでしょう。
買い先行の場合、仮住まいの必要がなく、新居を納得して決められるのがメリットです。
ただし、マンションの売却期間が制限されてしまうため、売却価格が低くなるリスクがあります。
また、マンションの売却がスムーズに進まないリスクもあるため、注意が必要です。
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まとめ
マンションから一戸建てに住み替えることで、維持費が削減され、騒音トラブルのリスクが減少するなどのメリットがあります。
しかし、デメリットも存在するため、ご自身のライフスタイルを考慮して比較検討することが重要です。
住み替えの手順には売り先行と買い先行のオプションがあり、資金面などに応じて適切な選択をすることがおすすめです。
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