神奈川県伊勢原市でマイホーム購入を検討している子育てファミリーの皆様は、新しい交通アクセスについてご存じでしょうか。
日常的に車を利用する人も、休日にファミリーで利用する人も、出来るだけ便利に道路を利用していきたいですね。
2019年7月に、神奈川県伊勢原市で県道603号線が開通しました。
場所は、観光と大山豆腐などで知られている、大山(おおやま)のふもとに位置します。
県道603号線が持つ重要な役割としては、地域交通の充実だけでなく、遠方から市内の観光地への集客を期待されています。
また現在も整備が進んでいる、新東名高速道路の伊勢原インターチェンジにも接続しています。
現時点で通行可能なルートとしては、大山街道の「石倉橋交差点」から、603号現道との交点に新設された「日向薬師入口交差点」までの約1.2㎞です。
これにより伊勢原市が観光振興に力を入れている「大山」や「日向薬師」などへのアクセスが良くなります。
今後さらに予定されているルートとしては、県道63号、県道64号が分かれる「分かれ道交差点」までの総延長1.9㎞が整備される予定になっています。
この県道603号線は今後、「新東名高速道路」および「厚木秦野道路」へのアクセス道路整備となり、将来神奈川県央地域の交通網を便利にする、重要な道路となる可能性があります。
開通区間としてまず2019年度中には、伊勢原大山インターチェンジと接続する予定です。
さらに新東名高速道路が、伊勢原ジャンクション~伊勢原大山インターチェンジ間、伊勢原大山インターチェンジ~御殿場ジャンクションと繋がれば、全通となります。
それだけでなく、県道603号は国が整備を進めている「厚木秦野道路」とも接続予定です。
この厚木秦野道路は、新東名の秦野インターチェンジから東名の秦野中井インターチェンジを経由し、再び新東名の伊勢原大山インターチェンジを経たのち、圏央道の圏央厚木インターチェンジまでを結ぶ、自動車専用道路として計画されています。
伊勢原市では、今回開通した県道603号線とつながる予定の道路、国道246号線「厚木秦野道路」が現在工事中です。
ルートとしては、圏央道の圏央厚木ICから南西へと延び、伊勢原北ICで新東名高速道路に連絡します。
最終的には厚木市中依知~秦野市八沢を結ぶ延長29.1㎞の自動車専用道路です。
また現在計画路線のうち秦野市地域においては、2014年度に伊勢原西IC~秦野中井IC間5.2㎞が国によって事業化されています。
現在ある国道246号線では、厚木市内の相模川をまたぐ箇所や伊勢原市街地などで激しい渋滞が発生しています。
そのため厚木秦野道路が国道246号線のバイパスとなることによる、混雑の緩和を期待されています。
また厚木秦野道路は、2車線での整備と圏央道・東名・新東名など多くの主要道路と連絡することなどから、無料の道路として整備していることも特徴です。
各高速道路へのアクセス性が向上することで、地域活性化も期待されています。
それだけでなく、渋滞の緩和による環境負荷の軽減や、緊急時の迂回路確保など、防災対策上も大きな効果が期待できます。
このように渋滞緩和だけでなく、新東名など他の道路とのネットワーク整備と、それにより得られるインフラの利便性向上などの点で、早期の完成が期待されています。
秦野市・伊勢原市・厚木市・中井町は協力し、「国道246号バイパス建設促進協議会」を設立しています。
現在は国と市が協力しつつ、事業化を進めています。
利用できるようになれば、近隣はもちろんのこと、高速道路への接続も良いため、遠方のお出かけにも利用できそうです。
県道603号線が重要な役割を担う道路の一つである、新東名高速道路は現在も一部区間で工事が行なわれています。
2019年3月には新東名厚木ICから伊勢原JCT、約4㎞の開通があり、圏央道とのアクセスがダブルネットワークとなりました。
ダブルネットワークとなったことで、渋滞緩和が期待されており、目的地へもスムーズに向かうことができます。
それだけでなく物流の効率化も図られており、特に週末などに混雑する厚木ICを回避でき、東名下り方面を利用したいときに便利になるなどの効果もあります。
寒川町周辺は人口が多く地価が安いこともあり、工場が立てられています。
配送のトラックが東名を利用する際にも、今後は厚木ICから利用できるというメリットもあるそうです。
東名大和トンネル付近では渋滞対策を実施しており、既存の土地を活用しながら車線の数を増やしています。
これは2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでの運用開始を目指しているものです。
安全性・快適性の向上も行われており、新東名ではカーブや勾配を緩やかな構造とし、快適な走行性を確保しています。
さらに標識の逆光対策や、標識板や各種設備の落下防止用ワイヤーの取り付けなど、安全対策を実施しています。
近年問題視されている逆走対策もされており、路面表示やポール、矢印板などの設置が行われています。
安全面にも配慮がされている、新東名であることがわかります。
料金に関しては、普通自動車で御殿場IC~茅ヶ崎海岸ICを利用した場合、東名経由・新東名経由のどちらでも、料金は1,990円です。
また御殿場IC~高尾山IC利用の場合も、東名・新東名どちらを利用しても2,340円と、同じ料金となっています。
すでに利用できる区間ですので、渋滞時の時短などには積極的に利用していきたいですね。
では今後残りの区間がいつ頃完成予定なのか、見ていきましょう。
まず伊勢原JCT~伊勢原大山IC間は、2019年内を目指して準備が進んでいます。
伊勢原大山IC~秦野IC間は、用地取得の難航と膨大な埋蔵文化財の調査により、道路本体工事が遅延しています。
その為2020年度予定でしたが、2021年度へと延期しています。
秦野IC~御殿場IC間は想定以上の断層破砕帯が確認されたことなどによる変更、施行計画の見直しがありました。
それにより2020年度予定でしたが、2023年度へと延期になっています。
伊勢原大山IC~秦野ICは、2020年度を目指して工事を進めています。
今のところ、2023年までに全通される見通しとなっていますね。
予定が今後変更される可能性もありますので、こまめに情報を確認しながら完成を待ちましょう。
過去、2012年には新東名の御殿場~三ヶ日JCTの約162㎞がすでに完成しています。
さらに2016年には愛知区間の新東名開通もあり、これにより渋滞における損失時間が約9割減少、物流効果の向上もすでにみられています。
今後、新東名が全線開通すると、今以上に車でのアクセスが便利になってきますね。
伊勢原市では、県道603号線を始めとした複数の道路との接続により、車での各方面のアクセスが良好になってきているということがわかりました。
便利な道路を活用しながら、快適な新生活が送れると良いですね。
私たちがお待ちしています!⇒スタッフ紹介
——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*
株式会社リビングボイス
【ホームページ】http://www.living-voice.jp/
神奈川県平塚市北金目1-5-11 スカイヒルズ102
TEL: 0120-028-551
Email: info@living-voice.co.jp
——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*