こんにちは、リビングボイスの村田です。
昨今、地震や台風など自然の驚異がニュースでよく報じられていますよね。
専門家達は毎年のように『今年は異常気象だ』と口を揃え、その台詞は去年も一昨年も聞いた気がする、と思っているのは私だけではないはずです。
考え方を変えれば、『異常気象がもはや正常』とも取れる現状に、皆さんはどんな備えをしているでしょうか。
避難経路の確保は出来ていますか?非常食、賞味期限は大丈夫ですか?
近所の避難場所はどこだかわかりますか?家族とはぐれた場合の待ち合わせ場所は…?
いつ起きるとも知れない災害に対し、何から手をつけていいのかわからないという人が大半ではないでしょうか。
この記事では数ある災害の中でも、特に地震に注目していきたいと思います。


この問いにきちんと答えられる人は多くはありません。
『プレート』が悪さをしている、そんな漠然とした認識をしている方がほとんどなのではないでしょうか。
地球の表面はプレートと呼ばれる岩盤で幾重にも覆われており、その厚さは10km程から大きいものは200kmを超えるともいわれています。
大きく『陸のプレート』と『海のプレート』に分かれ、海のプレートは年間数cm程の速さで、その名のとおり海の下で生まれています。
この海のプレートは陸のプレートよりも重い性質を持っているため、プレート同士がぶつかりあう境界で、陸のプレートの下に潜り込みます。
そうして陸のプレートに圧が掛かり、この力に耐え切れなくなったプレートが元に戻ろうと動きます。
これが地震の仕組みです。

震度とは、震度観測点と呼ばれる特定の場所で測定される地表の揺れの強さを表しているもので、1872年に気象庁が観測を始めました。
震度は『計測震度計』により自動的に観測されており、0~7の10段階(震度5と6は震度5弱・震度5強及び震度6弱・震度6強に分類される)。
一般的に、震度4を超えると外を歩いている人でも揺れを感じるといわれ、震度5弱以上は人が恐怖を感じ、吊り戸などに置かれたものが落ちてくることもあります。
震度と同様によく聴く言葉として『マグニチュード』があり、よく混同されがちですが、別物なので注意が必要です。


備える、といっても何から手をつければいいのやら…。
もちろん思い浮かぶ限り、全てを実行する事が一番だとは思いますが、キリがないのも事実です。
ここでは、手軽かつすぐに実行できるものをいくつかご紹介していきます。
①非常食・備品の備え
どんな事態に陥ったとしても、必ず必要になるのが非常食や備品の備えです。
一般的に、最低下記のものが人数分必要になるといわれています。
・飲料水3日分(1日3リットルが目安)
・非常食3日分(アルファ米・ビスケット・乾パンなど)
・その他備品(トイレットペーパー・ティッシュ・マッチ・カセットコンロなど)
※大規模災害が発生した際には1週間分が望ましいともいわれています。
※飲料水の他、トイレを流したり手を洗ったりする為の生活用水も必要です。
日常的に浴槽に水を張っておくなどの備えをしておくのが吉です。
②非常用持ち出しバッグの備え
上記の非常食・備品は持ち出せるようにバッグにまとめておきましょう。
被害の規模によっては、自宅からの退避も余儀なくされる可能性があります。
持ち出しバッグのそばには、下記のものも一緒に置いておくと良いでしょう。
・救急箱(ばんそうこう・包帯・消毒液など。持病のある方は常備薬も忘れずに)
・身を守るもの(マスク・ヘルメット・レインコート・軍手など)
・電子機器(懐中電灯・モバイルバッテリー・携帯ラジオなど)
・衣類や下着の替え、ブランケット
※人数分用意できればベストです。また、防水のものが推奨されます。
③家具の見直し
大きな地震が起きると、背の高い家具が倒れて下敷きになる可能性があります。
転倒防止は必ず行うようにしましょう。
・転倒防止の為、家具は壁に固定する。
・寝室には背の高い家具は置かないようにする。
転倒した際に下敷きになる以外にも、出入り口を塞いでしまい逃げることが難しくなる可能性があります。
・各部屋にスリッパの備えをする。
ガラスなどが割れ、裸足での歩行が困難になる可能性があります。
各部屋にスリッパを備えることで退避が円滑になります。
④家族間での安否確認の方法を決めておく
緊急時には家族がばらばらになってしまうことも珍しくなく、その後どのように連絡を取り合うか、事前に決めておく必要があります。
・災害用伝言ダイヤルを利用する
局番なしで『171』番に電話をかけると伝言を残すことができるサービスです。
自分の電話番号を知っている人がその伝言を聞くことができます。
・災害用伝言板
携帯電話から利用できるインターネット内の掲示板です。
自分の電話番号を知っている人がその掲示板を閲覧することができます。
・小さなお子さんがいるご家庭は、子供に親族の連絡先をまとめたカードを持たせておくことも対策のひとつになります。
⑤近隣の避難所の確認
学校や公民館など住宅よりも強固に造られた建物は、緊急時に一般開放されます。

平塚市では、各学校の他に競輪場などが避難所に指定されています。

・高浜高校(高浜台8-1) 収容可能人数2250名
・花水小学校(龍城ケ丘5-62)
収容可能人数2980名
・浜岳中学校(龍城ケ丘4-26)
収容可能人数2310名
・平塚工科高校(黒部丘12-7)
収容可能人数4370名
・富士見小学校(中里10-1)
収容可能人数2010名
・平塚商業高校(中里50-1) 収容可能人数2400名
・平塚農業高校(達上ヶ丘10-10)収容可能人数3620名
・平塚江南高校(諏訪町5-1) 収容可能人数2440名
・大野中学校(東中原1-12-1)収容可能人数2100名
・平塚中等教育学校(大原1-13)収容可能人数3460名

津波警報が発表された際に、警報が解除されるまでの間、一時的に利用できる場所として指定されている建物を指します。
あくまでも【一時的】な為、避難所のようにそこに留まることはできません。
また、食料などの備蓄・配給もないことに注意が必要です。
公共施設だけでなく、マンションの共有部分などの民間施設もこの対象になっていることがあります。
どの建物が津波避難ビルであるかどうかは、下記ホームページにて確認いただけます。

災害はいつ起きるか誰にもわかりません。
今日まで起きていなくても、明日起きるかもしれないのです。
しっかりと準備をして、家族全員で無事に乗り越えましょう。
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