こんにちは、リビングボイスの村田です。
近年のペットブームにより、犬を飼う方が増えています。
最近では、室内で犬を飼う方が多く、外で飼う方が少なくなりつつあります。
しかし、広い庭で犬を飼いたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、庭で犬を飼いたい方に向け、犬小屋の必要性と屋外用の犬小屋をDIYするときの作り方や注意点について解説します。
これからペットとして犬を飼おうとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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弊社へのお問い合わせはこちらDIYで屋外に犬小屋を!犬小屋の必要性とは?
そもそも屋外で犬を飼うなら、犬小屋は必要です。
まずは犬小屋の必要性について確認しておきましょう。
犬小屋は犬が安心できる場所
犬小屋は小さいから、犬がかわいそうと考える方もいらっしゃいますが、そもそも犬は巣穴で生活していました。
巣穴も決して大きくはなく、身を屈めて丁度良い小さめのサイズです。
犬は大きい空間を好むと思われていますが、じつは小さい空間のほうが安心できリラックスします。
犬小屋は犬が睡眠できる場所
犬は人間と比較すると多くの睡眠時間が必要です。
犬小屋がないと屋外で睡眠をとるため、ゆっくりと眠れず適正な睡眠時間を確保できない恐れがあります。
また寒い季節になると、冷たい風の影響を受けてしまいます。
犬は毛で覆われているため暖かいと思われがちですが、犬種によっては寒さに苦手な犬種も多いのです。
そのため、犬が屋外で安心して睡眠できる場所として、犬小屋は必要です。
DIYで屋外に犬小屋を!犬小屋の作り方
では、DIYで屋外用の犬小屋を作るならどのような流れになるのでしょうか。
屋外用犬小屋の作り方を解説します。
犬小屋をイメージしてみる
まずはどのような犬小屋が良いかイメージしましょう。
計画がないまま、いきなり材料を切り始めても途中で挫折する可能性が高くなってしまいます。
きちんと手順を追って、進めていく必要があります。
あまりに凝ったデザインにすると、DIYでは困難になる恐れがあります。
DIYで犬小屋を作るなら、ご自身で作れる範囲のデザインとしましょう。
イメージできないならSNSを利用する
どうしても屋外用の犬小屋がイメージできないという方は、SNSを利用しても良いでしょう。
最近では、SNSの普及により一般の方がどのようなことをしているかチェックできます。
SNSでは、DIYが好きな方や犬を好きな方がDIYで作った犬小屋をアップしたり、作り方を解説してくれています。
ご自身だけでイメージができないという方は、SNSやインターネットも利用してイメージを膨らませましょう。
また、SNSなどではデザインの凝った犬小屋が多い傾向にあります。
先述したとおり、あまりに難しい犬小屋を作ろうとすると、完成に至らない恐れがあるので注意が必要です。
ご自身でDIYが可能かという判断軸は常に持っておきましょう。
犬小屋の設計図を描く
イメージができあがったら、設計図を描いてみましょう。
いくらイメージができあがったとしても、設計図なしでは犬小屋は作れません。
早く作りたいと思うかもしれませんが、設計図は重要な工程です。
紙に手書きで描くのが難しい方は、インターネットで無料のパソコン用設計図ソフトもダウンロードできるので、活用することをおすすめします。
パソコンで設計図を描くと、線を間違えても簡単に削除できるので便利です。
今後もDIYを続けたいという方は、この機会に操作方法を覚えてみても良いでしょう。
また、設計図を描くうえで重要な点が寸法です。
飼っている犬に合うサイズの犬小屋となるようにして、材料の寸法を決める必要があります。
サイズがイメージできないという方は、段ボールなどで簡易的に作ってみることもおすすめです。
飼っている犬と比較することで、小さいのか大きいのかが一目でわかり、失敗するリスクが少なくなります。
犬小屋の材料を選定する
設計図ができあがったら、材料の選定をおこないます。
市販されている犬小屋キットなどを選べば樹脂製やスチール製の犬小屋もありますが、DIYで作るなら木製になるでしょう。
木材は加工しやすく庭の雰囲気も壊しませんが、雨風により劣化しやすい特徴があります。
劣化を防ぐために、耐候性の塗料などで塗装することをおすすめします。
また屋根はもっとも雨がかかる部分なので、トタン屋根などを被せるだけで雨漏りと劣化のリスクを低減できます。
雨が浸水しそうな場合、コンクリートブロックなどで嵩上げすると良いでしょう。
地面からの湿気を防止する役目もあり、犬にとって快適な犬小屋になります。
犬小屋の材料を加工する
材料の選定が終わると、いよいよ加工です。
材料はホームセンターなどで購入できますので、材料を選定する際に下見しておいても良いでしょう。
材料を加工するには工具が必要です。
もちろん工具を持っている方は問題ありませんが、持っていない場合であっても工具をレンタルできるホームセンターもあるので、心配いりません。
DIYのアドバイスをしてくれるホームセンターもあるので相談してみましょう。
また最近では、安くても性能が良い工具が揃っています。
今後もDIYを続けようと考えている方は、この機会に購入してみても良いでしょう。
DIYで屋外に犬小屋を!犬小屋を作る際の注意点
最後にDIYで屋外用の犬小屋を作る際の注意点を解説します。
きちんと注意点を把握し、失敗のない犬小屋作りをおこないましょう。
注意点①大きさ
犬小屋の大きさには注意が必要です。
どんなに見た目が良くても犬が入らなかったり、犬に対して大きすぎたりすると使い勝手が悪くなります。
大は小を兼ねるという考えで作ってしまうと、広すぎて落ち着かない空間となり、犬が入ってくれない可能性もあります。
先述したとおり、ダンボールなどで簡易的に作成し、何度か試行錯誤すると失敗のない犬小屋作りができるでしょう。
また大きすぎた場合は、クッションや毛布などで詰め物をして適度な大きさにしてあげると犬も落ち着きます。
注意点②塗装
木材をそのまま使用してしまうと、雨風により劣化してしまうため、塗装が必要です。
塗装は1回で済ませようとせず、3回程度に分けて塗るとキレイに塗装できます。
また塗装と併せて研磨もおこなうと、ツルツルとした仕上がりになるため、ささくれなどによる怪我のリスクを低減できます。
一般的に研磨は粗掛け、中掛け、仕上げ掛けの3回おこないます。
やすりには目の荒さによって用途が異なりますので、購入する際は注意が必要です。
注意点③雨や直射日光
塗装をおこなっても、年数が経てば経つほど劣化は進行します。
犬小屋を設置する場所は、可能な限り雨や直射日光が当たらない場所としましょう。
最近では地球温暖化の影響もあり、夏に何度も猛暑日を記録しています。
直射日光の下に犬小屋があるとサウナ状態となってしまい、とても危険です。
犬も熱中症になりますので、犬小屋を設置する場所には注意しましょう。
また通気性を確保することも熱中症を防ぐうえで重要です。
入口をピロティ状にすると、中では雨風を防げ、外では通気性も良く日陰になるような仕様にできますので検討してみてください。
注意点④乾いた地面に設置
犬小屋を設置するなら庭に設置する方が多いでしょうが、粘土質の土の上だと犬小屋が劣化する原因になります。
またシロアリやダンゴムシなども集まりやすく、衛生的にも良くありません。
しかし、アスファルトの上だと、夏の日差しの影響を受けやすい特徴があり、設置場所としてふさわしくありません。
犬小屋は、コンクリートなどの上に設置するのが良いです。
難しい場合はコンクリートブロックなどで嵩上げし、湿気が溜まらないように工夫しましょう。
まとめ
屋外で犬を飼うなら、犬の安心できる場所として犬小屋は必要です。
犬小屋はDIYでも作れますので、犬にとって快適な犬小屋作りに挑戦してみましょう。
またDIYで犬小屋を作るなら、大きさや設置する場所などさまざまな注意点もあります。
設計図などを作成し、きちんと計画性を持って、失敗のない犬小屋作りとしましょう。
※犬を外飼いすると、鳴き声でトラブルになる可能性もあります。
また、気温の変化などで室内飼い以上に健康管理も必要になります。
メリット・デメリットをしっかり理解した上で検討するようにしましょう。
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