こんにちは、リビングボイスの中村です。
春先になるとゾロゾロと姿をあらわす害獣や害虫…。
人に害を与えるハチ(ハチの巣)やヘビ、コウモリはとくに危険で、体内に毒をもっている個体や寄生虫や狂犬病ウイルス、また未知の危険なウイルスを持つ個体もいます。
これら害獣・害虫を見かけたら、素人が素手で立ち向かうのは大変危険な行為です。
きちんと対応してくれる業者や自治体に任せるのが安全なのでおすすめ!
今回は、神奈川県秦野市にお住まいの方が利用できる「秦野市が駆除対応してくれる害獣・害虫の種類」を紹介しています。
とくに新型コロナウイルスが流行している時期ですので、コウモリがベランダに棲みついている方はすぐに対策を!
<秦野市で対応してくれる害獣:ニホンジカとイノシシ>
秦野市では二ホンジカ・イノシシ・ハクビシン・アライグマ・カラスなどの害獣対策をおこなっています。
二ホンジカとイノシシは「耕作放棄地の増加や里山から人がいなくなることによる荒廃」などによって、その住処を広げ、民家の近くまで姿をあらわすことが多くなりました。
イノシシや二ホンジカは大型害獣なので、地元の猟友会による通年の捕獲もおこなわれています。
ところが民家(住宅地)の近くや公園近辺に出没すると安易に猟銃を使うことができず、害獣がこれらエリアに棲みつき数の抑制につながらないことが表面化。
そこで秦野市では住宅地の近くに箱わなをしかけ「箱わなパトロール隊」が頻繁に状況をチェックしています。
二ホンジカやイノシシ用の箱わなは大型ですので、お子さんが近づくとわなに入ってしまい出られなくなる危険性があります。
箱わなの近くには行かないように、とくに小さなお子さんの動向には気を付けてください。
平成30年度の二ホンジカ捕獲数は28頭、イノシシは6頭となっています。
<秦野市で対応してくれる害獣:ハクビシンとアライグマ>
ハクビシンとアライグマは、体が小さく動きもすばしこいので、人間が簡単に捕獲することはできません。
しかも民家の屋根裏などに忍び込み、そこをねぐらにして繁殖することもあり放置すると家屋が傷みます。
ハクビシンとアライグマが屋根裏で排せつすると悪臭を発し、天井にシミができたり臭いが強くて生活できなくなることも…。
天井裏に「何かがいる」と気がついたら早めに秦野市に相談し、害獣を駆除してもらう必要があります。
またこれら害獣が棲みつかないように、侵入口になるような穴をふさぐ、エサになる生ごみを外に出さない、ペットのエサを放置しない、高い木の枝はできるだけ伐採するなど、住人側の対策も必要です。
平成30年度のハクビシンの捕獲実績は、18頭となっています。
<秦野市で対応してくれる害獣:カラス>
秦野市では、具体的なカラスの捕獲方法について公表していませんが、カラス用のドロップネットを設置して(わなを設置して)捕獲する方法が一般的です。
カラスを繁殖させないためには、やはりほかの害獣同様、外に生ごみやペットのエサを放置しない、農作物をネットで覆って食い荒らさせないようにするなどの対策が有効になります。
秦野市の平成30年度のカラス捕獲実績は4羽です。
なお、これら野生鳥獣を許可なく勝手に捕獲すると「鳥獣保護管理法違反」となり、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられますので注意してください。
<ヘビの捕獲について>
秦野市には、「庭に棲みついているヘビを駆除してほしい」というような要望が多く寄せられています。
ところがヘビは「昔から秦野市に棲みついている生き物である」ということから、秦野市では駆除をおこなっていません。
毒があるマムシやヤマカガシも駆除の対象になっていないため、見つけた方が対処するのが基本となっています。
とは言っても、素人が毒蛇の駆除をおこなうのは困難で、下手をすると噛まれてしまう危険性も。
そこでヘビを見つけた場合は以下のような対処法が推奨されています。
1.たとえ毒蛇が庭にいたとしても、そのうち移動してしまうので放置する
2.自宅のなかにヘビが棲みついた場合、もし下駄箱や物置など逃げられない場所に閉じこもっている場合は業者が対応できるため駆除を依頼する
ヘビを庭や家に近づけたくない場合は、市販のヘビ用忌避剤散布や硫黄散布が有効です。
<コウモリの駆除について>
コウモリも、もともと秦野市に棲みついている生き物ということで、秦野市が直接駆除することはありません。
コウモリが、屋根裏に棲みついたり壁に張り付いていても、秦野市役所では対処できないのでご注意ください。
もし壁に張り付いていたら追い払い、その部分に市販のコウモリ用忌避剤を散布する方法がありますし、CDやアルミホイルを吊り下げる方法もあります。
コウモリは音波を頼りに飛んでいますので、CDやアルミホイルで音波が反射・攪乱されると正しく飛べません。
忌避剤はスプレータイプやジェルタイプ、錠剤タイプなどさまざまありますが、ジェルタイプは約1年効果があるため、マメに散布する手間がありません。
CDやアルミホイル以外にも、蚊取り線香も忌避効果があると言われています。
気になる方は、専門の駆除業者に相談してみてください。
<ハチの巣も駆除対象外>
秦野市では、民家の軒下などにできたハチの巣の駆除はおこなっていません。
ハチの巣は毎年7月~10月に多く作られるため、そういった時期はハチの巣対策を万全にしましょう。
ハチの巣は、民家の軒先やテラス、カーポート、庭木や植え込み、エアコン室外機などに作られることが多いのですが、作り始めは小さいので、駆除スプレーをかければ簡単にハチを追い払い、巣を軽く撤去できます。
またアシナガバチやトックリバチの巣は比較的小さくハチの数も少ないため、以下のような方法で駆除が可能です。
1.できるだけ露出の少ない服を着て帽子や手袋などでガード
2.ハチ用の殺虫剤を散布してしばらく経過をみる
3.ハチがいなくなった後にハチの巣を撤去する
ただしスズメバチの巣は素人が簡単に撤去できないため、専門の業者に相談してください。
<ハチの巣を作らせない方法>
ハチの巣の撤去は危険が伴うため、できるだけハチの巣を作らせないように配慮しましょう。
ハチの巣を作らせない方法は以下のものが挙げられます。
・市販のハチの巣予防効果のあるスプレーや殺虫剤を散布
・木酢液(もくさくえき)を散布
・水を撒く
あらかじめ「ここは毎年ハチが巣をつくる」とわかっている場所に殺虫剤や忌避剤を散布する方法が有効ですが、これら薬剤は散布後にだんだん効果が薄れてくるため、定期的な散布が必要になります。
一度散布したからといって安心すると「気がついたら大きなハチの巣ができていた!」ということも。
木酢液はハチが嫌う臭いなので、これも定期的に散布するのが有効ですが、犬や猫もこの臭いが大嫌いなので、ペットを飼っている方は注意してください。
ハチは水気のある場所を嫌う習性があるため、ハチの巣を作りそうな場所に水を撒くのも効果的です。
ただ水も忌避剤や殺虫剤同様、時間がたつと蒸発してしまうため、シーズン中は継続的に水をまき続ける必要があります。
<スズメバチ捕獲機を設置する>
秦野市のホームページではスズメバチ捕獲機の作り方が掲載されています。
女王蜂を捕獲できれば巣をつくることはできませんので、これは効果的な予防になるはずです。
ただ捕獲機にハチが入りすぎると逆に危険なので(反撃される)、こまめにチェックして駆除するようにしましょう。
今回は、神奈川県秦野市が駆除対処してくれる害獣・害虫の種類をご紹介しました。
基本的に、カラスやハクビシン、アライグマ、イノシシ、二ホンジカに関しては見つけた場合駆除してもらえますが、それ以外のヘビやコウモリ、ハチの巣などは見つけた方が自主的に駆除しなければなりません。
害獣や害虫が近寄らないように、忌避剤や殺虫剤を散布する、見つけた場合は早めに業者に駆除をお願いするなどの対策が必要です。
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