都心から少し離れた神奈川県中西部に位置する「秦野(はだの)市」は、自然に囲まれた美しい街です。
飲料水がモンドセレクション金賞を受賞したことから、「水のおいしい街」としても知られている秦野市ですが、どのような魅力があるのでしょうか?
この記事では、秦野市での暮らしを検討している人のために、秦野市の「基本情報」、「子育て」、「利便性」の3つの項目に焦点を当ててご紹介します。
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秦野市は人口約16万人、約7万世帯が暮らし、市域の半分が山に囲まれた自然豊かな街です。
海には面していませんが、県の行政区域では「湘南地域」に含まれています。
コンパクトシティを目指す街
秦野市は「コンパクトシティ」を目指しています。
コンパクトシティとは、居住地が郊外に広がることで市中が過疎化してしまう「ドーナツ化現象」を抑え、できるだけ生活圏を「コンパクト」にした街のことです。
「ドーナツ化現象」が起こると自治体の税収が減少し、支援の必要な高齢者を支えられなくなってしまいます。
秦野市では、この「ドーナツ化現象」を防ぐために市街の公共施設や商業施設を充実させ、働く世帯、高齢世帯ともに住みよい街、「コンパクトシティ」の実現を目指しています。
秦野市の歴史
秦野市の歴史は市場から始まりました。
明治期に市場でタバコ葉を取引していた各町村が、地名を「秦野」と名乗り始めたことから「秦野市」が誕生したのです。
市場から生まれた「秦野市」ですが、現在の秦野市にはタバコのイメージはありませんよね。
その理由は、1985年には秦野市でのタバコ葉の生産はゼロになってしまったからです。
昭和期になるとタバコは「キセル」で吸うものではなく、現在のような「煙草」に変化したことからタバコ葉の売り上げは減少し、改良も重ねましたが売り上げが回復することはなく、秦野市にあるすべての工場が廃業してしまいました。
残念ながらタバコ葉の生産はなくなってしまいましたが「秦野市」は、畑に適した土地だとわかりますね。
秦野市の気候
秦野市は盆地ですが「太平洋気候」なので夏は高温多湿になり、スコールがくることもあるそうです。
その代わりに冬には晴天の日が多く、雪もあまり降りません。
「盆地は住みにくそう…」と心配に思っていた人も、秦野市ならば気候を心配することはなさそうですね。
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秦野市ってどんな街?住みやすさと子育て
子育て世帯がとくに気になるのは「子育てのしやすさ」ではないでしょうか。
住む地域での子育てのしやすさは、子育て世帯にとって「住みやすさ」に大きく関係してきます。
ここでは秦野市の「子育て支援」、「周辺のレジャー施設」、「治安」の3つをご紹介します。
子育て支援
小児医療費助成制度
秦野市では所得に関わらず、未就学児の医療費の自己負担はありません。
子供が小さいときには、内科だけではなく耳鼻科や歯科、時には整形外科…など病院とは切っても切れない関係です。
自己負担額がある場合、1回だと小さな額でも年に換算したらなかなかの金額になってしまいます。
その医療費がゼロなのは、子育て世帯にとってうれしい制度ですよね。
また、小学生と中学生に関しては所得制限があるものの、基本的には自己負担額はありません。
子育て支援センター
秦野市には市内に「7か所」の子育て支援センターがあります。
子育て支援センターとは子供たちがのびのびと遊び、親たちも育児の情報交換や交友関係を広げることのできる、無料の施設です。
秦野市の「ぽけっと21」と呼ばれる子育て支援センターには、それぞれの施設に子育てアドバイザーが常駐しているため、育児の悩みなど子育てに関する相談に乗ってもらえます。
子供が小さいときのマンツーマン育児は孤独を感じやすいもの…そんなときにプロのアドバイザーに話を聞いてもらえると救われますよね。
また、定期的にイベントも開催されているので、市のHPを確認してみましょう。
ファミリーサポート
ファミリーとサポートとは、子育て世帯の人が安心して子育てができるように、地域の人たちが互いに助け合っていく制度です。
生後3か月~小学6年生の子供がいる保護者ならば誰でも利用することができ、依頼する人を「依頼主」、援助を行う人を「支援会員」といいます。
「依頼主」が事務局に援助の申請をして、事務局のアドバイザーが条件に合う「支援会員」と「依頼主」をマッチングしてくれます。
支援会員は、市内に住んでいて子育てや育児に対して熱意のある健康な人なら誰でもなれます。
「誰でも」と聞いたら少し心配になるかもしれませんが、支援会員は説明会や面談に参加し、年に数回研修を受けている熱心な人たちなので安心して依頼してください。
このファミリーサポートで受けられるサポートは2つあります。
●子供を預かること(預かり場所は基本的に依頼主の自宅)
●保育施設等への子供の送迎
です。
「ゆっくり買い物したい」、「美容院に行きたい」などのリフレッシュが目的でも利用することができます。
また、子供の送迎もしてもらえるので、仕事の急な残業や早出勤になっても対応することができ、働くお母さんも安心です。
気になる料金は、
●月~金の午前7時~午後7時 1時間あたり700円
●上記以外の時間帯 1時間あたり900円
です。
神奈川県のベビーシッターの料金の相場は、1時間あたり「2000円~3000円」なので、ベビーシッターに依頼する半額以下の料金でサポートしてもらえます。
「リフレッシュしたい」、「少し疲れた」と思ったときに、気軽に利用できる制度があるのは子育て世帯にとってとてもうれしいですよね。
周辺のレジャー施設
神奈川県立秦野戸川公園
盆地に囲まれている自然豊かな秦野戸川公園は、「広場」や「遊具」で遊ぶだけではなく、「川遊び」や「バーベキュー」もできるので、家族で一日中楽しむことができるオールマイティな公園です。
「大型遊具」も、5歳以下対象のものと5歳以上対象のもので遊具がわかれているので、小さな子供から元気いっぱいな5歳以上の子供まで、それぞれ楽しむことができます。
おおね公園
おおね公園は「広場」や「遊具」はもちろんのこと、夏には「じゃぶじゃぶ池」、冬には「スケート場」があるので、一年通して楽しめる公園です。
はだの湯河原温泉万葉の湯
年中無休で24時間営業の日帰り天然温泉施設です。
食事処や、貸し切り部屋、ちょっとしたゲームコーナーもあるので、親子で楽しむことができます。
万葉の湯では、湯河原温泉から毎日タンクローリーを使って温泉を運搬しているそうです!
「ちょっと旅行気分を味わいたい」そんなとき…万葉の湯を利用してみませんか?
治安
秦野は犯罪も少なく、治安は比較的いい地域です。
住人の入れ替わりがあまりないので、近隣の人たちとの付き合いも長く、安心して暮らしていくことができます。
警察官も熱心な人が多く、頻繁に地域のパトロールをしているので子育て世帯も安心です。
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秦野市ってどんな街?住みやすさと利便性
ここまでは秦野市内のことをご紹介しましたが、秦野市外への利便性はどうなっているのでしょうか。
都内へのアクセス
市内の利便性
小田急線が4駅あり市内にはバスも運行していますが、バスの運行間隔が長いため、乗用車は所持しておいたほうがいいかもしれません。
都内まで
小田急線に乗れば秦野から「新宿駅」まで1時間ほどで行くことができます。
通勤時間にしては少し長いかもしれませんが、ちょっとお出かけしたいときに直通電車で都内にいけるのはうれしいですよね。
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まとめ
この記事では、秦野の住みやすさについてご紹介しました。
自然に囲まれ「いい意味で田舎」そんな秦野は温厚な人が多い街なので、のびのびと暮らすことができそうですね。
秦野に引っ越しを考えている人は、この記事を参考にしてみてくださいね。
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