こんにちは、リビングボイスの安達です。
マイホーム購入をお考えの方の中には、中古住宅も選択肢に入れている方もいらっしゃると思います。
しかし中古の戸建て住宅を購入する際は、様々な点に注意しなくてはなりません。
そこで今回、中古戸建ての注意点の一つ、抵当権についてお話します。
中古戸建ての注意点①:抵当権とは
抵当権とは、金融機関が住宅ローンを融資する際、万が一返済が出来なくなった時を想定して、不動産を担保として確保しておく権利の事です。
原則として、住宅や土地といった不動産のみ抵当に入れる事ができ、住宅購入の際はほぼ必ずこの契約をする事になります。
契約は書面だけでも効力がありますが、契約の際「抵当権設定登記」をして、権利を国に保証してもらう事が一般的です。
中古戸建ての注意点②:抵当権に注意する理由
不動産購入時には抵当権が設定される事が一般的なので、中古の戸建て購入時には物件に抵当権が付いている可能性があります。
その場合、売主が住宅ローンを利用していると返済が滞納した際、購入した不動産を金融機関に売却されてしまう恐れがあります。
不動産売買では抵当権を抹消して取引をする事が前提ですが、中古物件購入の際は万が一の事を考えて、事前に確認しておく事が重要です。
中古戸建ての注意点③:抵当権の付いている戸建てを購入する際は
万が一抵当権の付いている中古戸建てを購入する際は、上記の「抵当権に注意する理由」でお話した特約を付ける他、以下の2つの対処法があります。
1、売主に住宅ローンの残高を手持ちの資金で全額返済してもらい、抵当権を抹消した後で購入する。
2、買主が支払う売買代金を、住宅ローンの返済に充て抵当権を抹消する。
しかし2の方法の場合は買主のリスクが高いので、一連の手続きは同じ日に行う事をおすすめします。
おわりに
いかがでしたか?
中古の戸建ては新築とはまた違う魅力がありますが、購入の際はしっかりと確認しなければならない注意点があります。
注意すべき理由を理解すると、後々のトラブルを防止する事が出来るので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
私共リビングボイスでは、中古の戸建てを豊富に取り扱っています。
住宅ローンの専門家も在籍しているので、不動産取引の際は安心してお任せ下さいませ。
また中古一戸建て情報を毎日更新しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
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