イオングループが運営する「イオン銀行」、楽天グループが運営する「楽天銀行」、KDDIと三菱UFJ銀行が共同出資して設立した「じぶん銀行」など、様々なネット銀行があります。
最近では、住宅ローンをネット銀行で組む人も見られるようになりました。
そこで今回は、ネット銀行で住宅ローンを組むメリット・デメリットについてご紹介します。
ネット銀行で住宅ローンを組む①普通銀行の違い
ネット銀行と普通銀行の大きな違いは、「実店舗があるかどうか」ということでしょう。
ネット銀行は、基本的に実店舗や預金通帳がありません。
家賃や電気光熱費、人件費などの運営コストを大幅に削減することで、「高い預金金利」「安い融資金利/手数料」を実現できています。
ネット銀行で住宅ローンを組む②メリット
1. 融資金利/手数料が安い
メリットは、なんといっても融資金利/手数料が安いことです。
今や0.4%台で借りられる銀行も多く、メガバンクが1%前後であることを考えると破格の安値です。
保証料無料のネット銀行も多いというのも、メリットでしょう。
2. 無料で保険が付帯されることがある
ネット銀行の場合、無料で保険がついていることがあります。
たとえば「じぶん銀行」の場合、ガンと診断されたら住宅ローンの残高が半分になる「ガン保障特約」が無料で付帯されます。
住信SBIネット銀行の場合は、働けない状況が12ヶ月続いたら住宅ローンの残高が0円になる「全疾病保障」が無料で付帯されます。
ネット銀行で住宅ローンを組む③デメリット
1. 窓口で相談できない
ネット銀行は、基本的に窓口がありません。
窓口を設ける経費を削減しているから安い住宅ローンを提供できるのですが、直接会って相談できないのはデメリットでしょう。
またネット銀行の場合、書類も郵送する必要があります。
2. 事務手数料が高い
金利の安いネット銀行ですが、事務手数料は高く設定しています。
よく見られるのは「借入額×2.16%」というパターンで、メガバンクの事務手数料が32,400円であることを考えると割高でしょう。
借入額が多くなるほど事務手数料も高くなるので、注意が必要です。
まとめ
以上、ネット銀行で住宅ローンを組むメリット・デメリットについてご紹介しました。
金利の安いメリットがある反面、「窓口で相談できない」「事務手数料」などのデメリットもあります。
また、固定か変動かでも金利は変わってくるので、各銀行のサイトを見比べて検討してみてください。
リビングボイスでは、平塚・秦野・小田原を中心とした不動産を多数取り扱っていますので、お気軽にお問い合わせください。
——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*