こんにちは、リビングボイスの芭蕉です。
キッチンに床下収納がついていると、必要でありながら頻繁に使用するわけではない物の収納に便利です。
ただし、キッチンの床下収納にはほかの収納とは異なる特徴や注意点があるため、ご自宅のキッチンに床下収納をつける際には注意する必要があります。
この記事では、これからマイホームを建てる予定の方に向けて、キッチンに床下収納をつけるメリット・デメリット、注意点などをご紹介します。
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まずは、キッチンの床下収納とはどのようなものか、種類や設置費用などをご紹介します。
床下収納とは
床下収納とは、床下のスペースを生かして作られた収納スペースを指します。
一戸建ての場合、床の高さは基礎である地面から45cm離れていなければならないと建築基準法によって定められているため、床下には広いスペースがあります。
このスペースを無駄にせず、有効活用するために作られたのが床下収納です。
また、長期優良住宅を建てる際には床下や屋根裏の点検口を設けなければならないため、点検口を利用して床下収納を作るケースもあります。
床下の点検口は水回りに作ることが多いため、点検口を利用する場合はキッチンや洗面所に床下収納が作られるケースが一般的です。
キッチンの床下収納の種類
キッチンの床下収納には、主に以下の3種類があります。
●蓋が外せるタイプ
●扉タイプ
●スライド収納タイプ
蓋が外せるタイプは物が取り出しやすいのがメリットですが、収納が広かったり数が多かったりすると蓋の開閉が手間になってしまうのがデメリットです。
扉タイプは収納が広く使い勝手が良いものの、蓋である扉が邪魔になってしまうケースもあります。
スライド収納タイプは、収納自体がスライドするため1つの蓋で複数の収納に対応できますが、重い物を入れすぎるとスライドしにくくなってしまいます。
キッチンに床下収納をつくる際には、設置する場所や収納したい物に応じて種類を選ぶと良いでしょう。
キッチンに床下収納をつくる際の費用
キッチンに床下収納をつくる際にかかる費用は、収納の大きさによっても異なります。
床下収納自体の価格は、110Lの商品で1万5,000円前後、220Lの商品で3万円前後です。
さらに、床下収納を新たに作る際には、これにくわえて15~30万円の工事費用がかかります。
キッチンに床下収納をつけるメリット・デメリット
床下のスペースを生かして収納を増やせるキッチンの床下収納には、メリットもあればデメリットもあります。
ここでは、キッチンに床下収納をつけるメリットとデメリットをご紹介します。
キッチンに床下収納をつけるメリット
キッチンに床下収納をつける代表的なメリットは、以下の3点です。
●場所をとらずに収納スペースが増やせる
●目立たず人目につきにくい
●床下点検口としても使える
床下のスペースを生かした床下収納は、食器棚などとは違って場所をとらずに収納スペースを増やせるのが大きなメリットです。
キッチンのスペースを狭くすることなく収納を増やせるので、キッチンの床面積をあまり取れない場合でもゆとりあるキッチンにできます。
また、食器棚などのほかの収納とは異なり、床下にあるため目立ちにくいのもメリットです。
人目につきにくく生活感を隠せるうえに、動線や視線を妨げないためキッチンがすっきりします。
さらに、キッチンに床下収納を設置すれば点検口としても活用できます。
シロアリや水漏れの被害に遭っていないかどうかを確認するためにも、キッチンに点検口があると安心です。
キッチンに床下収納をつけるデメリット
キッチンに床下収納をつける主なデメリットは、以下の3点です。
●温度や湿度が変化しやすい
●床に段差ができる
●出し入れがしにくい
床下は室内よりも温度や湿度が変化しやすいため、温度と湿度の管理に気を付ける必要があるのがデメリットです。
梅雨の時期はとくに湿度が上がりやすくカビも発生しやすくなるため、湿気の影響を受けやすい食品などを収納するのは控えましょう。
湿気によるカビの繁殖が心配な場合は、防カビ加工や湿気対策がされている床下収納を利用するのがおすすめです。
また、床下収納をキッチンにつけると、わずかではあるもののキッチンの床に段差ができてしまいます。
人によってはつまずきやすくなるほか、細かなすき間にゴミが入りこんでしまい掃除が面倒になるのがデメリットです。
さらに床下収納は、中に入っているものをしゃがんで取り出さなければいけないため、ほかの収納と比べて出し入れがしにくいのもデメリットとして挙げられます。
容量を増やすために底を深くしているタイプも多く、重い物をしまってしまうと取り出すのが大変です。
頻繁に使う物を収納すると出し入れが面倒になってしまうので、年に数回しか使わないような使用頻度の少ない物を収納すると良いでしょう。
キッチンに床下収納をつける際の注意点
キッチンの床下収納は便利ですが、気を付けたい注意点もいくつかあります。
キッチンに床下収納をつけてから後悔しないよう、注意点も理解しておきましょう。
湿気対策をおこなう
水道管や排水管がとおっているキッチンの床下は湿度が高くなりやすいので、カビなどを防止するために湿気対策をおこないましょう。
湿気対策のためには、底に新聞紙を敷いたり、除湿剤を入れたりするのが効果的です。
また、物を詰め込みすぎると通気性が悪くなってしまうので、物を詰め込み過ぎないように注意しましょう。
くわえて、年に2回程度掃除をおこなうことで、床下収納のカビ防止として対策ができます。
収納している物の状態の確認も兼ねて、定期的に掃除をすることをおすすめします。
ホコリ対策をする
床下収納では、すき間からどうしてもホコリが入りこんでしまうのが注意点です。
湿気対策の章でもお伝えしたとおり、定期的に掃除をしてホコリを除去することをおすすめします。
とはいえ、頻繁に開けるわけではない床下収納ではホコリが溜まってしまうことも多いため、気になる場合は蓋のついた容器に入れて保存すると良いでしょう。
重いものはなるべく入れない
キッチンの床下収納に大きな鍋や調理家電などを収納したいとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、重いものを床下収納で保管するのはあまりおすすめできません。
床下収納はしゃがんで物を取り出すため、重いものがある場合には腰を痛める原因になりかねません。
また、床下収納の物を入れる部分はそこまで強度があるわけではないので、重い物を入れると破損するおそれもあります。
どのくらいの重さまで収納できるかどうかは取扱説明書に記載されているため、使う前にしっかりと確認しておきましょう。
収納する物の取り扱い方法や保管方法を確認しておく
キッチンの床下収納に物を入れる前に、保管方法を確認しておきましょう。
床下収納に食品を保管する際は密閉容器に入れるのが便利ですが、食品によっては密閉容器での保管に適さない物もあります。
また、スプレー缶など食品以外でも密閉容器での保存に適さない物があるため、床下収納での保管に向いているかどうかを確認してから収納するようにしましょう。
まとめ
キッチンの床下収納は、場所をとらずに収納スペースを増やせるだけでなく、床下の点検口として使えるなどさまざまなメリットがあります。
しかし、その一方でデメリットや注意点もあるので、ご自宅のキッチンに床下収納をつける際には湿気やカビ対策にも気を付けましょう。
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