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慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(略してSFC)は藤沢市にあり、3つの学部の学生たちがキャンパスライフを送っています。
そこで今回は、藤沢市にある慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの概要や、学部と特徴についてご紹介します。
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藤沢市にある慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの概要
慶應義塾大学は、福沢諭吉によって創立された大学であり、藤沢市にある湘南藤沢キャンパスに総合政策学部・環境情報学部が開設されたのは1990年のことです。
慶應義塾大学の理念と精神
福沢諭吉は、「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」の言葉で有名であり、人間の自由・平等・権利の尊さを説き、時代の先駆者となりました。
欧米諸国で見聞を広め、帰国後は古いしきたりや慣習にとらわれない教育を実践し、慶應義塾大学の理念として受け継がれています。
また、慶應義塾大学の「義塾」には、「新しい知識のための学塾」という意味があり、基本精神は「独立自尊」です。
学生には、自他の尊厳を守るとともに、自己判断と責任で何事にも取り組むことが求められています。
創立者の福沢諭吉は「智徳」と「気品」も重視しており、人格を備えた社会のリーダーを育てることも教育目標の一つです。
慶應義塾大学の学生と教員は、創立当初から「半学半教」の精神を受け継いでおり、半分は教え、半分は学び続ける存在であることが求められています。
慶應義塾大学の沿革
福沢諭吉が創立した蘭学塾は、後に英学塾に転向し、1868年に慶應義塾と命名されました。
創立から125年以上の時を経て、藤沢市に湘南藤沢キャンパスが開設され、総合政策学部・環境情報学部および大学院政策・メディア研究科が設置されています。
2000年代に入ると、看護短期大学の改組がおこなわれ、湘南藤沢キャンパスを主キャンパスとする看護医療学部や大学院健康マネジメント研究科が設立されました。
湘南藤沢キャンパス(SFC)の20周年記念式典は、2010年に挙行されました。
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスは、藤沢市で大きく発展し、社会のリーダーとなる人材を多く輩出していくでしょう。
●所在地:神奈川県藤沢市遠藤5322
●アクセス方法:各線「湘南台」駅よりバスで約15分、JR東海道線「辻堂」駅よりバスで約25分
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藤沢市にある慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの学部
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスに設置されている学部は、以下のとおりです。
●総合政策学部・環境情報学部ならびに政策・メディア研究科
●看護医療学部ならびに健康マネジメント研究科
それぞれ何を学んでいる学部なのか、ご紹介します。
総合政策学部・環境情報学部
総合政策学部と環境情報学部は、国際戦略や先端情報を学ぶ学部ですが、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスでの研究は、従来の枠にとらわれていません。
多様な学問領域を扱い、どちらの学部の学生でもお互いの研究領域を学ぶことができます。
学生たちは、自分の興味や関心に合わせて自由にプロジェクトに参加し、その結果として自分の研究領域を創り出していきます。
また、学年による区別がなく、学生は自分で時間割を組み、1年次から研究会に参加できる点が、総合政策学部と環境情報学部の魅力です。
研究会は、カリキュラムの中核となっており、企業との共同研究や官公庁からの委託研究も盛んにおこなわれています。
湘南藤沢キャンパス外での学習や研究活動も推奨されており、留学や海外研修、フィールドワークなどに参加する学生がいることも特徴です。
さらに、研究を深めたい場合は、同じキャンパスにある政策・メディア研究科に進学することも可能です。
看護医療学部
看護医療学部は、看護学を学ぶ学部であり、慶應義塾大学看護医療学部の学生は、藤沢市にある湘南藤沢キャンパスと信濃町キャンパスで学びます。
所定の単位を取得して卒業すると、看護師国家試験の受験資格が与えられ、4年次になると保健師コースまたは助産師コースを選択することが可能です。
ただし、保健師コースと助産師コースを選択するためには、選択資格を満たし、選抜を受けて履修許可を得る必要があります。
また、総合政策学部・環境情報学部と同じ湘南藤沢キャンパスで学んでいるため、他の学部の授業を履修することも可能です。
海外での学習機会も用意されており、春と夏の休校期間中には、看護医療学部独自の海外研修がおこなわれています。
早い段階から海外の医療に触れ、得られる問題意識は、日本の看護医療の在り方を考える原動力となるでしょう。
また、看護学への関心と研究意欲が高い学生には、4年次から健康マネジメント研究科の先取り履修をおこなうことができる制度もあります。
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藤沢市にある慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの特徴
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスがある藤沢市は、湘南の海や江の島で有名な観光スポットです。
最寄り駅である湘南台駅の周囲はお店が多く、湘南藤沢キャンパスの近隣には大きなスーパーマーケットがあり、生活しやすい地域といえるでしょう。
サークル活動
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスでは、多くの学生が仲間とサークルを結成し、活動を楽しんでいます。
藤沢市にある広大なキャンパス内には、体育館やグラウンド、テニスコートなどの体育施設が充実しています。
そのため、運動系サークルの活動が活発におこなわれているでしょう。
文化系サークルの活動場所も豊富であり、それぞれが熱心に活動に取り組んでいることが、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスにおけるサークル活動の特徴です。
研究・助成
藤沢市にある慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスには、多種多様な独自の助成制度が設けられています。
とくに、学部在籍時から助成を受けて研究を進められるのは、国内だけでなく慶應義塾大学のなかでも類を見ない湘南藤沢キャンパスの特徴です。
主体的な研究ができる環境が用意されていることは、学生にとって大きな励みとなるでしょう。
ただし、研究助成制度に採択された学生は、研究期間が終了した際に研究報告と経理報告をおこなわなければなりません。
さらに、成果報告プレゼンテーションが求められる場合もあります。
もちろん、学部生だけでなく、後期博士課程在籍者向けの研究助成制度も充実しており、実りのある研究生活を送ることができるでしょう。
就職・進路
在籍した学生は、企業への就職だけでなく大学院への進学など、さまざまな進路を実現している点が、藤沢市にある慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの特徴です。
総合政策学部および環境情報学部では、情報通信業への就職が強く、外資系企業などグローバルな活躍の場を求めて巣立つ学生が多くいます。
また、在学中に立ち上げたビジネスを継続・拡大させた学生の例もあります。
もし、就職や進路に迷った場合でも、CDPオフィスが学生の個別相談や問い合わせに応じているため、安心です。
一方、看護医療学部を卒業した学生は、国家試験に合格後、看護師や助産師、保健師として働くか、一般企業に就職して大学で学んだ知識を活かしています。
大学で学んだ看護学についてさらに研究したい場合は、大学院に進学する道もあります。
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まとめ
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスは藤沢市にあり、総合政策学部・環境情報学部、さらに看護医療学部の学生が学ぶキャンパスです。
学部在籍時から研究助成制度が利用できるなど、自分がやりたい研究に没頭できる環境が整っています。
サークル活動が活発で、研究・助成制度も整っており、卒業後はさまざまな就職先や進学先でさらに活躍しています。
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