こんにちは、リビングボイスの芭蕉です。
ご自宅のリフォームをご検討中の方のなかには、キッチンの位置をずらしてより使いやすくしたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、キッチンの移動には高額な費用がかかるケースがあるほか、メリットだけでなくデメリットもあるため注意が必要です。
この記事では、キッチンの位置をずらす方法やかかる費用、キッチンの位置をずらすことによるメリット・デメリットをご紹介します。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちらキッチンの位置をずらす方法とかかる費用
キッチンの位置をずらすには、いくつかの方法があります。
それぞれの方法と、かかる費用の目安をご紹介します。
既存のキッチンをそのまま移動させる
キッチンをずらす方法の1つが、既存のキッチンをそのまま移動させることです。
キッチンの向きを90度変えるだけでも、使い勝手が向上し家族とのコミュニケーションがとりやすくなります。
既存のキッチンをそのまま活用すれば予算が削減できますが、キッチンの寿命は10~15年なので、古いキッチンの場合は移動の際に取り換えるのがおすすめです。
予算の相場は、既存のキッチンを使う場合は50万円前後ですが、新しいキッチンにすると200万円前後かかります。
壁付き型キッチンを対面型にする
壁付き型キッチンを対面型に変更するのは、キッチンをずらして動かすリフォームのなかでも最も多い工事です。
キッチンをずらす目的だけでなく、古いキッチンを交換する際にあわせて対面型にリフォームするケースもよく見られます。
対面型にすることで家族とのコミュニケーションが増えるため、新築の住宅でも対面型のキッチンが増えてきています。
壁付き型キッチンを対面型に取り換えるリフォームの予算相場は、200万円前後が目安です。
それに対して、キッチンを移動させずに対面型キッチンに変更する場合、水回りの給排水管や電気配線を動かす必要がないため、予算を削減できます。
たとえば、シンクやコンロをそのままにして、収納部分をカウンターにしたアイランド型キッチンにリフォームする場合、予算は40万円前後で済みます。
アイランド型キッチンに取り換える
リビングのほぼ中心にキッチンが置かれたアイランド型キッチンは、料理好きな方を中心に強い人気があります。
キッチンの位置をずらしてアイランド型キッチンにする工事は、壁を取り除く必要があるため大がかりになってしまいます。
また、リビングの中心に近い位置にキッチンを置くため、リビングがやや狭くなってしまうのもデメリットです。
アイランド型キッチンに取り換える場合の予算相場は、250万円前後が目安です。
▼この記事も読まれています
バルコニーの増築で注意したい!建築確認申請が必要な場合とは?
キッチンの位置をずらすことによるメリット
キッチンの位置を移動させると、さまざまなメリットがあります。
ここでは、代表的なメリットをご紹介します。
動線が改善される
キッチンの位置を移動させるリフォームの大きなメリットが、動線の改善です。
現在のキッチンの動線に不満がある場合、キッチンの位置を少しずらすだけで、動線が驚くほど改善されるケースもあります。
毎日使う場所だからこそ、キッチンの動線を改善することは、快適な住まいを実現するうえでも欠かせません。
料理をしながら洗濯物をたたんだり、子どもの宿題を見てあげたりなど、日々の家事の流れがスムーズになるのは大きなメリットだといえるでしょう。
家族とのコミュニケーションがとりやすくなる
キッチンを移動させるのにあわせて対面型やアイランド型のキッチンに変更すると、リビング全体を見渡せるようになり、家族とのコミュニケーションがとりやすくなります。
調理中でもリビングにいる家族と会話がしやすくなるほか、家族と一緒にテレビを楽しみながら料理をすることも可能です。
リビング全体の様子を見ながら料理ができるため、小さな子どもがいるご家庭でも安心です。
さらに、子どもが料理の手伝いをしやすくなり、料理を通じて子どもとのコミュニケーションがとれるというメリットも考えられます。
「キッチンが狭くて複数人で使うのが難しい」という場合には、キッチンの位置を動かして広いスペースを取ることで、料理中に家族とのコミュニケーションがとりやすくなるでしょう。
キッチンの模様替えができる
キッチンの位置を少しずらすだけで、使い勝手だけでなくキッチン全体の印象も変えることができます。
これまで見慣れてきたキッチン周辺の風景も、キッチンを動かすだけで明るく開放的に見えるなど、印象が大きく変わるケースもあります。
また、キッチンの移動と同時に壁や床などの内装デザインを変更すれば、さらに印象を変えることが可能です。
内装デザインは、色だけでなく使う素材によっても仕上がりのテイストに差が出ます。
部屋全体のリフォームが難しい場合には、キッチンの位置を動かすリフォームでキッチンまわりの印象を変えるのも有効な手段の1つだといえるでしょう。
▼この記事も読まれています
一戸建て住宅で掘り込みガレージを選ぶ!メリットとデメリット
キッチンの位置をずらすことによるデメリット
キッチンの位置を移動させるリフォームにはさまざまなメリットがある一方、デメリットも存在します。
リフォームをしてから後悔しないためにも、メリットだけでなくデメリットについても把握しておきましょう。
費用が高額になりやすい
キッチンの位置をずらすリフォームは、費用が高額になりがちです。
キッチンを動かす際には給排水管や電気配線を動かす必要があるため、200万円以上の費用がかかってしまうケースも少なくありません。
給排水管や電気配線の移動をおこなわないリフォームなら費用を安くできますが、いずれにせよ数十万円のまとまったお金が必要になります。
そのうえ、リノベーションと比較するとそれほど大きな変化が見られないため、費用対効果で考えるとあまりお得だと思えない内容になってしまう可能性もあります。
予算が足りない場合は、新しいキッチンのグレードや工事の内容など、どこかで妥協せざるを得ません。
キッチンをずらしたいとお考えの場合、まずはどの程度の予算を確保できるのかを考えてからリフォームを計画するのが良いでしょう。
調理の音が大きく感じる
キッチンの位置をずらすと、調理中の音や水の音などが響きやすくなり、これまでより大きく感じられることがあります。
リビングで家族がテレビを見ている場合、調理の音のせいでテレビの音がきこえにくくなってしまう恐れもあります。
これまでは気にならなかった調理の音が、キッチンの位置をずらした途端に気になってしまう可能性があるため、レイアウトの変更は慎重におこないましょう。
リビングが狭くなる
キッチンの位置をずらしてキッチンスペースを広くすると、その分リビングのスペースが狭くなってしまいます。
ある程度のゆとりを確保しないと、動線を改善するためにキッチンをずらしたはずが、かえって使い勝手が悪くなってしまう恐れもあります。
とくに、対面型やアイランド型では、キッチンがリビング側に飛び出すため、リビングが狭く感じられてしまう可能性が高いです。
リビングが狭くなって後悔しないように、リフォーム前にしっかりとシミュレーションをおこないましょう。
▼この記事も読まれています
戸建てに最適の暖房器具とは?暖房器具の種類を比較!
まとめ
キッチンの位置をずらすと、動線が改善されるほか家族とのコミュニケーションがとりやすくなるなど、さまざまなメリットがあります。
しかし、キッチンの位置をずらすリフォームは費用が高額で、リビングが狭くなるなどのデメリットがあるのも事実です。
ご自宅のキッチンをより使いやすくしたい場合は、どんなリフォームが最適かを予算も含めてじっくり検討しましょう。
\リフォームのご相談も当社へ!/
【株式会社リビングボイス】
神奈川県平塚市北金目1-5-11 スカイヒルズ102
TEL: 0120-028-551
Email: info@living-voice.co.jp
——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*—
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら