こんにちは、リビングボイスの荒川です。
いよいよ本格的に暑くなり、映画や海外の家のように、「自宅にプールがあったら良いな」と憧れを抱く方は少なくないでしょう。
一戸建てにプールがあるとさまざまなメリットが生まれます。
ただし、実際に一戸建てにプールを設置しようとなると、気になるのは費用面でしょう。
そこで今回は、プールを設置する際に必要な工事費用や維持管理コストをご紹介します。
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一戸建てにプールを設置する費用はどのくらい?プールのメリットとは
一戸建てにプールを設置するときにかかる費用をご紹介する前に、プールを設置すると、どのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。
意外な場面での活躍も期待できるので、これから一戸建てを建てる方はご参考にしてください。
メリット①24時間トレーニングができる
プールでの運動は、健康維持や筋力トレーニングに効果的で人気があります。
一戸建てにプールがあれば、朝早くから夜遅くまで時間を気にせずに運動をおこなえるメリットがあります。
室内の温水プールであれば、季節を問わずに泳げるので、一年を通して良い運動習慣を身につけることができるのではないでしょうか。
スポーツジムのプールに通っているが、「時間帯によって混んでいる」「行きたい日や時間が休み」など、不都合を感じている方にとっては、ストレスがなくなるでしょう。
泳ぐのが苦手な方は、水中でウォーキングをするだけでも脂肪燃焼や体幹強化の効果が期待できます。
メリット②断水時の対策になる
防災の観点からもプールを設置するメリットはあります。
プールの水は、トイレや洗濯に再利用でき、ろ過機や浄水器を使用すれば飲料水として使用することが可能です。
ライフラインが止まったときにプールの水が役に立つので、いざというときの備えになるでしょう。
地震などの災害時の水の備蓄は、最低でも3日分用意しておくことが推奨されています。
水は1人あたりおおよそ1日3リットルの量が必要で、4人家族の場合は3日間で48リットルという計算になります。
48リットルは、2リットルのペットボトルを24本分という計算になり、意外と多いと感じるのではないでしょうか。
これだけの量があっても3日でなくなってしまうので、一戸建てにプールが設置されていると防災時の備えとして利用できます。
プールは一般的なお風呂の数10倍ほどの水量が入るので、水の備蓄として考えると適しているといえます。
メリット③遊び場として最適
小さなお子さまがいるご家庭はとくに、プールは遊び場として重宝するでしょう。
夏はベランダや庭でプールをする家庭が多いかと思いますが、ビニールプールを膨らませたり、水を溜めたり、毎回準備と片付けをするのは手間がかかります。
一戸建てに常設のプールがあれば、気軽に利用できるメリットがあります。
また、お子さまだけではなく、大人も楽しめることもメリットといえるでしょう。
人の目を気にすることなく遊べて、ストレス発散やリラックス効果も期待できます。
広いプールであれば友人家族などを呼び、気兼ねなく楽しめるでしょう。
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一戸建てのプールを設置する工事費用はどのくらい?
続いて、一戸建てにプールを設置するときに気になる工事費用についてご紹介します。
プールの工事に付随して、清潔にプールを維持するための装置を設置することも大切です。
一戸建てにプールを設置する場合の初期費用や工事項目について見ていきましょう。
工事費用
プールを設置する場所が室内か室外かによって、依頼先が異なることを事前に知っておくと建築時にスムーズです。
一戸建ての室内に設置希望の場合は、建築設計事務所や住宅メーカー、室外に設置する場合は、外構の一部として捉えられるので外構専門業者に依頼します。
プールの工事費用としては、300〜500万円程度みておきましょう。
ただし、大きさや設備によって価格は左右されます。
追加する設備としては、温水や流水の機能があります。
温水プールは、季節を問わずにプールを楽しみたい方は、導入すると良いでしょう。
プール専用のヒーターを内部に設置して水を温めるシステムで、30度くらいのお湯で快適に泳ぐことが可能です。
流水プールはジェット機能が付いているプールで、負荷をかけてトレーニングをしたい方に向いています。
そのほかの特殊な機能を付ける場合は、その分の初期費用を予算に加えておきましょう。
付帯機能の費用
プールの本体以外で、初期に導入しなければならない設備がろ過機です。
ろ過機とはプールの水の循環浄化装置であり、水をすべて取り替えなくてもきれいに維持するシステムです。
ろ過機の価格帯には幅がありますが、あまりに安価なものを導入するとプールの維持費が高額になるため注意しましょう。
プールの水を毎回入れ替えていると高額な水道料金になります。
性能が良いろ過機を導入すれば、水の入れ替えをほとんどしなくて済むため、節約につながります。
ろ過機の費用は数千円〜数万円と幅がありますが、衛生面において安心してプールを利用できるように、ある程度の品質が保証されているものを選ぶと良いでしょう。
工事内容
プールを設置する工事は、鉄筋コンクリートでプールの枠組みを作り、循環装置を取り付けて、コンクリートを流し込むという工程になります。
最後に、水が接する部分に防水処理をおこなって完了という流れが一般的な方法で、工期は2週間ほどです。
デザインや大きさにこだわる場合は追加の工事が生じますが、シンプルなプールの場合は意外と短期間で完成すると感じるのではないでしょうか。
敷地の面積や立地によっては屋上にプールを設置することを検討している方もいるでしょう。
屋上にプールを設置する場合は、家全体の構造をプールの重さに耐えられるように設計しなければなりません。
また、水漏れをしないように処理をおこなう必要があるので、防水工事や構造強化の資金も計画に入れておく必要があるでしょう。
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一戸建てのプールを維持する費用はどのくらい?
一戸建てにプールを設置する場合、維持費や管理費など継続してかかる費用がどのくらいかを知っておく必要があるでしょう。
プールにまつわる費用として、代表的な3つをご紹介します。
電気代
基本的に一戸建てのプールにはろ過機を導入するため、ろ過機を稼働する電気代が必要です。
プールの大きさにもよりますが、配管がなく分離型のろ過機を稼働するための電気代は月々5,000〜6,000円ほどの予算を組んでおきましょう。
薬品代
ろ過機によって水をきれいに維持できますが、水質保持のために塩素などの薬剤を入れる必要があります。
薬品代は月々1,000円ほど見積もっておきましょう。
プールの水は、ろ過機と薬剤できれいな状態を維持していれば、頻繁に水を入れ替える必要はありません。
逆に言えば、水の循環と薬剤での殺菌を怠ると水道代が大幅にかかってしまうので、気を付けましょう。
水道代
プールの水は最初に貯めてしまえば、自然蒸発や流れてしまった分を補充するだけで、水の入れ替えは基本的に不要です。
ただしろ過機を設置しない場合は、衛生面を考慮して頻繁に水交換をおこなう必要があるでしょう。
貯水時の水道料金の目安は、18㎥のプールで3,000円ほどです。
1年に1回程度、すべての水を出す必要はありませんが3分の1ほど水をきれいなものに入れ替えて、清潔な状態を維持していきましょう。
維持管理費の相場
すべてのランニングコストを足すと、プールを維持するための費用は月々6,000円〜1万円ほどです。
定期的な掃除やメンテナンスをおこなっていれば、比較的安価に維持できます。
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まとめ
一戸建てにプールがあると、運動習慣が身についたり、防災時の備えになったり、メリットがあります。
初期費用はある程度かかりますが、維持管理費は高く見積もっても1万円程度です。
プールがある一戸建てに憧れをお持ちの方は、現実的に検討してみてはいかがでしょうか。
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